Users Guide

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設置計画
ライブラリーを取り付ける前に、以下の情報を検討してください。
論理ライブラリーの数を決定する
このライブラリーは、その中にあるドライブの数だけ、論理ライブラリーとしてパーティション化すること
ができます。
基本的なガイドライン
v 各論理ライブラリーには、少なくとも 1 つのドライブを含める必要があります。
v 1 つの論理ライブラリーのライブラリー構成は、物理ライブラリー全体と同じになります。
v メディアが論理ライブラリー間で移動されると、ライブラリーはユーザーに警告を出します。
ライブラリーの共用
ライブラリーのデフォルト構成では、1 つのアプリケーションが 1 つのコントロール・パスを使用してラ
イブラリーを操作することができます。 1 つのライブラリーを、異種あるいは同種のアプリケーションの
間で共用できるようにすると、しばしば便利な場合があります。 一部のアプリケーション (および一部の
サーバー) では、複数のシステム間で 1 つのライブラリーを共用することができません。 ただし、このラ
イブラリーで、複数の異種アプリケーション および複数の同種アプリケーション
このライブラリーの Web ユーザー・インターフェースまたはオペレーター制御パネルから、以下のアク
ションを実行できます。
v ライブラリーを別々の論理ライブラリーに区分化し、それぞれが独立して別々のコントロール・パスを
使用して別々のアプリケーションと通信できるように構成します。 この構成では、サーバーまたはアプ
リケーションの特別な機能は必要ありません。(詳しくは、 30 ページの『ライブラリー共用のための複
数論理ライブラリーの使用』 を参照してください。)
v 1 つの任意の論理ライブラリー (物理ライブラリー全体を含む) を、同じアプリケーションを実行する複
数のサーバーで共用できるように構成します。サーバーとアプリケーションの機能に応じて、このタイ
プの構成をセットアップする方法がいくつかあります。 以下は、代表的な 3 つの方法です。
1 つのサーバー (ホスト) を、1 つのコントロール・パスを使用してライブラリーと通信するように
構成します。その他のすべてのサーバーは、ネットワークを通じてそのサーバーに要求を送信しま
す。
すべてのサーバーを、1 つの共通制御パスを使用してライブラリーと通信するように構成します。
この構成は、ハイ・アベイラビリティー環境で使用されます。 マルチ・イニシエーター構成は、特
定のアダプターおよび独立ソフトウェア販売会社 (ISV) でのみサポートされています。 お客様担当
ISV に確認してください。
1 つの論理ライブラリーを、複数のコントロール・パスを使用して複数のサーバーと通信するよう
に構成します。 この構成では、コントロール・パスを追加する必要があります ( 30 ページの『複
数のコントロール・パスの使用』を参照)
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