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108 テープドライブとライブラリのパフォーマンスに関する考慮事項
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1-1 シングルチャネルの帯域幅対 2 チャネルの帯域幅
ハードドライブのパフォーマンス
テープドライブはデータの書き込みを連続してうように設計されており、バックッチ
発生しないようにドライブの動作連続的にうには、データの送り込みを一定速
度にする必要があります。方、ハードドライブはランダムアクセスデバイスです。した
がって、データがドライブ上で分している場合、ハードドライブは時々、テープドライ
ブに連続データを送り込ために苦労することがあります。そのため、ドライブはデータ
の小さなブロックをけなければなりません。
テープドライブに送り込まれるデータのスループットに大きな影響を与えるハードドライ
ブの属性が、ほかにもあります。
回転速度。
RPM
1
分間あたりの転数)で表示されるハードドライブの転速度は、
ドライブのプラッターアセンブリが
1
分間に何回転できるかを測定したものです。
この転速度は、ランダムアクセスの数と連続的な転送速度の両方に直接影響します。
転速度が速いほど、ドライブはデータに速くアクセスできます。
ランダムアクセスタイムまたはシークタイム。
リ秒で表示されるシークタイムは、
ドライブのヘッドがディスク上のデータを検するのに要する時間です。ハードディスク
のシークタイムは、読み取り
/
書き込みヘッドがプラッターの面上のトラック間を移動
るのに要する時間を測定したものです。ハードディスクはランダムアクセスデバイスであ
るため、データは事実上、ディスクのどのセクターにでも格納できます。そのデータへの
アクセスに要する時間がいほど、ドライブの全体的なスループットはくなります。
ハードドライブに小さなファイルが多数格納されている場合、この属性は常に要です。
単一の共有 LUN 別々の LUN
バックアップデー
タと OS を格納した
単一の LUN
OS LUN
SCSI または RAID
コントローラ
テープドライブ
バックアップ
データの LUN
SCSI または RAID
コントローラ
テープドライブ