Users Guide
トラブルシューティング
40 ページ Dell Model TL24iSCSIxSAS 1Gb iSCSI to SAS User’s Guide Rev.C
メモ :
ブリッジに “ping” は送信できるが、GUI インターフェイスに表示されない
場合は、使用している Web ブラウザ内の設定を確認します。 ブリッジに
直接設定されている場合は、プロキシ設定を調整する必要があり、場合に
よっては管理者に問い合わせる必要があります。
• イニシエータとブリッジの CHAP 設定が同じであることを確認します。
メモ :
よくある間違いとして、イニシエータによる初期検出の後、デバイスにの
み CHAP を有効にすることがあります。 [discoveries] タブからアドレスを
削除して、適切な CHAP 設定で再作成する必要があります。そのようにし
ないと、CHAP なしで再検出が試みられるため、デバイスが返されませ
ん。
• イニシエータから再検出を強制します。
• ライブラリとブリッジを再起動します。
• 以上のどの方法でも問題が解決されない場合は、サポート担当にお問い合わせください。
10.3 パフォーマンスの低下
• パフォーマンスの低下は、さまざまな理由で発生する可能性があります。 次のチェック リストを試して、
パフォーマンスを向上させる方法を見つけてください。
• イニシエータとブリッジが、できるだけ速い速度で通信するようにします。 [Network Connections] ウィ
ンドウの GUI インターフェイス内で、これを選択して各 [Link Status Box] の [Link Speed] エントリを確
認します。 これは、[1000
Mbit/s] になっている必要があります。[10 Mbit/s] または [100 Mbit/s] の場合は、
パフォーマンスが大幅に低下します。
• パケット損失がパフォーマンス低下の原因となっている可能性があります。 [Link Status Box] 内で、両
方のネットワーク インターフェイスの TX エラーと RX エラーの数を確認します。 これは、0 または非
常に小さい数字となっている必要があります。 多数のエラーが示されている場合、ブリッジとイニシ
エータの間の接続を確認します。 さらに、イニシエータとブリッジの間のネットワーク ケーブル全体が
Cat5e 認定であることも確認してください。
• ジャンボ パケットを有効にする (GUI の [Network Connections] ウィンドウから MTU サイズを 9000 に
大きくする) と、ブリッジのスループット パフォーマンスを向上させることができます。 これは、イニ
シエータとブリッジの間のインフラストラクチャ内のすべてのコンポーネントでジャンボ パケットが有
効な場合のみ当てはまります。 コンポーネントには、HBA、すべてのスイッチとルーター、およびブ
リッジ自体が含まれます。 いずれかのコンポーネントでジャンボ パケットが有効でないか、処理に対応
していない場合、予期しないパケット損失や破損が生じることがあります。