Users Guide

Dell PowerVault™ TL4000/TL2000 フェイルオーバー・ガイド
22 | ページ 12/31/09 バージョン 2.0
最新の資料および更新については、www.dell.com/support を必ず参照してください。
付録 A - フェイルオーバー・イベントからの回復
テープ・バックアップ・アプリケーションでのデータ・パス・フェイルオーバー・イベントからの
回復
テープ・バックアップ・ソフトウェア・アプリケーション管理者は、バックアップ・システムを完全な
オペレーションに復元するために、必要な構成の保守を実行する必要があります。テープ・バックアッ
プ・アプリケーションの構成は必要ありません。
ドライブのリセット
CommVault で、「ストレージ・リソース (Storage Resources)/「ライブラリー (Libraries)/「失敗したラ
イブラリー (your failed library)/「マスター・プー (Master pool)」とナビゲートします。「失敗したド
ライブ (failed drive)」で右クリックして、「リセット (reset)」を選択します。メッセージ・ボックスが現
れて、ドライブのリセットの確認をユーザーに求めます。「OK」を選択します。この時点で、ドライブ
内のメディアはアンロードされます。テープのアンロードの完了後、「メディア回復 (Media Recovery)
メッセージが CommVault イベント・ビューアーに送られます。
ドライブの交換またはアップグレード
ライブラリー内でフェイルオーバー・サポートを維持するために、障害を起こしたドライブを交換する
際、サポートされるフェイルオーバー構成に一致するように構成を維持する必要があります。ドライブ
障害のすべてで、ドライブを交換するわけではありません。
ドライブを同一タイプ (世代) と交換しても、フェイルオーバーの設定に影響はありません。ドライブ交
換の説明については、「PowerVault™ TL2000 テープ・ライブラリーおよび TL4000 テープ・ライブラ
リー ユーザーズ・ガイド」を参照してください。ドライブを取り付けた後、両方のドライブに対するコ
ントロール・パスがアクティブになっていることを確認する必要があります。
ドライブを同一世代と交換するか、ドライブを新しい世代にアップグレードします。これらの状況では、
追加されたドライブがフェイルオーバーをサポートする限り、構成に影響はありません。新しいドライ
ブおよびそのシリアル番号を反映するために、バックアップ・アプリケーション構成を更新する必要が
あります。追加したドライブに対するコントロール・パスを必ずオンにしてください。
重要な注意事項: フェイルオーバーが構成されたドライブを LT03 ドライブに交換すると、ユーザーには
何のフィードバックもなしに、フェイルオーバー・サポートが失われる結果になります。
____________________
本書の情報は、予告なしに変更される場合があります。
© 2010 Dell Inc. All rights reserved.
いかなる方法であれ、Dell Inc. の書面による許可を得ずに複製することは禁止されています。
Dell および DELL ロゴは、Dell Inc. の商標です。
他の商標および商標名は、それぞれ各社の商標、商標名、または製品です。
Dell Inc. は、自社以外の商標および商標名の所有権を放棄します。