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3. 選択したマガジンをライブラリーから取り外します。
4. マガジンにカートリッジを挿入します。 カートリッジを I/O ステーションまたはクリーニング・カー
トリッジ専用スロットに格納しないでください。 スロット位置の判別については、 247 ページの
2U ライブラリーの I/O スロット、格納スロット、およびドライブ・スロットのエレメント・アド
レスと、物理位置』、または 248 ページの『4U ライブラリーの入出力スロット、保管スロット、お
よびドライブ・スロットのエレメント・アドレスと、物理位置』を参照してください。
5. マガジンをライブラリーに戻します。 ライブラリーは自動的に始動して、インベントリー・チェック
を実行します。
クリーニング・カートリッジを挿入する
重要: ライブラリーに設置されたクリーニング・カートリッジには、適切なバーコード・ラベルが貼られて
いる必要があります。 追加情報については、 169 ページの『Ultrium メディアの使用』を参照してくだ
さい。
: 以前のバージョンの 4U ライブラリーには、専用クリーニング・スロット (DCS) が収容されていまし
た。この DCS は、将来のライブラリー・ファームウェア更新でもサポートされており、引き続き使用で
きます。 ただし、3.90 より後のライブラリー・ファームウェアでは、DCS の取り外しが可能であるた
め、このスロットを格納スロットとして使用することができます。 DCS を取り外したら、自動クリーニ
ング・カートリッジ・スロットを下記の方法で構成する必要があります。 DCS が既に取り外されている
場合、出荷時のデフォルト値を復元することによってのみ復元できます。 DCS を取り外すには、オペレ
ーター制御パネル (OCP) を使用して以下の手順を実行してください。「OCP->Configure (
)->Library Settings (ライブラリーの設定)->General (一般)->Remove DCS (DCS の取り
外し)->No/Yes (いいえ/はい)->Save (保存)
自動クリーニングが機能するには、次の基準に従う必要があります。
1. ストレージ・スロットを予約する必要があります (Res または RSVD)
v スロットの予約は、任意の論理ライブラリーで「Active Slot (アクティブ・スロット)」の数を減ら
すことによって行います。 予約済みスロット (複数可) は、必ずどの特定の論理ライブラリーでも
最後のマガジンの最後のスロットになります。 予約済みスロットのクリーニング・カートリッジ
は、予約済みスロットが論理ライブラリーになくても、その特定の論理ライブラリー・ドライブに
対して使用できます。ライブラリーに複数の論理ライブラリーがある場合、通常は最後の論理ライ
ブラリーが、クリーニング・カートリッジが入った予約済みスロットとして選択されます。 単一の
論理ライブラリーが入ったライブラリーの場合と同様、このスロットはライブラリーで最後の物理
スロットです (右上のマガジン、背面の一番上のスロット)
2. 自動クリーニング機能を「Enabled (使用可能)」にする必要があります。
v オペレーター制御パネル: Configure (構成)->Library Settings (ライブラリー設
)->Auto Clean: Enabled (自動クリーニング: 使用可能)
v Web ユーザー・インターフェース: Configure Library (ライブラリーの構成)->General (
)->Auto Clean Enabled (自動クリーニング使用可能)->check box (チェック・ボック
)
: クリーニング・カートリッジ用のスロットを最初に予約せずに自動クリーニングを使用可能にする
と、ライブラリーの「System Status (システム状況)」画面 (Web UI) で以下のアテンション条件が報
告されます。
v Media Attention (メディア・アテンション)
v Chk Media/Rsvd Slot (メディア/予約済みスロットの検査)
3. 2U または 4U ライブラリーにクリーニング・カートリッジを取り付けるには、次のように行います。
84 Dell PowerVault TL2000 テープ・ライブラリーおよび TL4000 テープ・ライブラリー: ユーザーズ・ガイド