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クリーニング・カートリッジ
各ライブラリーには、ドライブ・ヘッドをクリーニングするための、特別なラベルが付いた LTO Ultrium
クリーニング・カートリッジが供給されています。 ドライブ自体がヘッドのクリーニングが必要になった
ときを判断します。 ドライブは、ライブラリーのオペレーター制御パネルの上方にある「Clean Drive (
ライブのクリーニング)(こはく色の LED) を点灯することによって警告します。 ヘッドを手動でクリー
ニングするには、クリーニング・カートリッジをテープ・ロード格納機構に差し込みます ( 84 ページの
『クリーニング・カートリッジを挿入する』を参照) ドライブは自動的にクリーニングを実行します。
クリーニングが終了すると、ドライブはカートリッジを排出し、ライブラリーは「ドライブのクリーニン
グ」LED をオフにします。 一部のライブラリーには「Auto Clean (自動クリーニング)」機能が備わって
おり、これが使用可能になっている場合、ライブラリー内に収容されているクリーニング・カートリッジを
取り出し、クリーニングが必要なドライブにそれを挿入してドライブをクリーニングし、クリーニング・カ
ートリッジをホーム・スロットに返すよう、ライブラリーにプロンプトを出します。
: ドライブは有効期限が切れたクリーニング・カートリッジを自動的に排出します。
クリーニング・カートリッジは、50 回まで使用できます。
バーコード・ラベル
バーコード・ラベルには、以下が記載されています。
v 人間が理解できるボリューム通し番号 (VOLSER)
v ライブラリーが読み取り可能なバーコード
: LTO Ultrium 磁気テープ・ドライブにバーコード・ラベルは必要ありませんが、テープ・カートリッ
ジを識別する目的でラベルを使用することもできます。
35. Ultrium テープ・ドライブおよびライブラリーのバーコード・ラベルの必要性の有無
Ultrium テープ・ドライブ/ライブラリー バーコード・ラベル要件
3555 必要
3573 必要
3576 必要
3580 不要
3581 オプションのバーコード・リーダーに必要
3582 必要
3583 必要
3584 必要
バーコードは、ライブラリーのバーコード・リーダーによって読み取られると、カートリッジの VOLSER
をライブラリーに対して識別します。 また、バーコードは、ライブラリーに対してカートリッジがデー
タ・カートリッジまたはクリーニング・カートリッジのどちらであるか示します。さらに、バーコードには
2 文字のメディア・タイプ識別子 Lx が記載されています。x 1234567、または 8 です。L
はカートリッジを LTO カートリッジとして識別し、数字は、そのカートリッジ・タイプのカートリッジ
世代を表します。 174 ページの図 126 は、LTO Ultrium テープ・カートリッジのバーコード・ラベルの
例を示しています。
テープ・カートリッジは、付属のラベルまたはカスタム・ラベルでオーダーすることができます。
Ultrium メディアの使用 173