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SNMP トラップ
SNMP トラップは、ホスト・サーバーで SNMP プロトコルを使用して収集およびモニターできるアラー
トまたは状況メッセージで、接続されたライブラリーを予防的に管理するために使用できます。 要約する
と、各トラップは次の情報を提供します。
v 製品識別情報 製品の名前、説明、製造メーカー、型式番号、ファームウェア・レベル、およびトラップ
が指定された URL など。
v 製品の状況 トラップの重大度、状況 (現在および以前)、およびトラップ発生時刻など。
v ライブラリーの状態 (物理デバイスの状況) モニター対象のデバイスの ID および状況など。 ライブラ
リーの場合、エンクロージャー、電源機構、コントローラー、マガジンの状況、ドライブ数、カートリ
ッジ・スロット数、および I/O ステーション数なども含まれます。 また、特定のライブラリー統計、
および該当する場合は障害の重大度と説明が入った障害 FSC (障害症状コード) も含まれます。
v ドライブの状況 ライブラリー内の各ドライブの ID、ファームウェア・レベル、シリアル番号、および
その他のアドレスと状況に関する情報など。
v トラップ定義 ライブラリー状況の変更、オープン・マガジン、アクセスされた I/O、ハード・フォー
ルト情報、ドライブのクリーニング要求、過度の試行回数、および通常の操作に戻るライブラリーな
ど。 追加情報については、 285 ページの『付録 F. SNMP 状況 MIB 変数およびトラップ』を参照し
てください。
v SNMP MIB: ライブラリーの管理情報ベース(MIB) には、システム名、ハードウェア番号または通信の
構成といったシステムの状況を具体的に説明する情報の単位が入っています。 MIB によって、状況お
よびエラーのデータも収集され、SNMP 構成操作中に定義された 1 つ以上の IP アドレスに送信され
ます。 www.Dell.com/support から、このライブラリー用の SNMP MIB ファイルをダウンロードし
ます。
ライブラリーの最大記憶容量および最大データ転送速度
ライブラリーの最大記憶容量および最大データ転送速度は、以下のようになっています。
4. 磁気テープ・ドライブ・モデルおよびホスト・インターフェース・タイプ
磁気テープ・ドライブ・モデル ホスト・インターフェース
Ultrium 8 ハーフハイト・ドライ
v 8 Gb/秒ファイバー・チャネル - 単一ポート
v 6 Gb/秒シリアル接続 SCSI (SAS) - デュアル・ポート
Ultrium 7 フルハイトおよびハー
フハイト・ドライブ
v 8 Gb/秒ファイバー・チャネル - 単一ポート
v 6 Gb/秒シリアル接続 SCSI (SAS) - デュアル・ポート
Ultrium 6 フルハイトおよびハー
フハイト・ドライブ
v 8 Gb/秒ファイバー・チャネル - 単一ポート
v 6 Gb/秒シリアル接続 SCSI (SAS) - デュアル・ポート
Ultrium 5 フル ハイトおよびハー
フハイト・ドライブ
v 8 Gb/秒ファイバー・チャネル - 単一ポート
v 6 Gb/秒シリアル接続 SCSI (SAS) - デュアル・ポート
Ultrium 4 フルハイト・ドライブ
v 4 Gb/秒ファイバー・チャネル - 単一ポート
v 3 Gb/秒シリアル接続 SCSI (SAS) - デュアル・ポート
Ultrium 4 ハーフハイト V2 ドラ
イブ
v 8Gb/秒ファイバー・チャネル - 単一ポート
v 6GB/秒シリアル接続 SCSI (SAS) - デュアル・ポート
Ultrium 4 ハーフハイト・ドライ
v 3 Gb/ SAS - 単一ポート
8 Dell PowerVault TL2000 テープ・ライブラリーおよび TL4000 テープ・ライブラリー: ユーザーズ・ガイド