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v ライブラリーまたはドライブ・コントローラーによって検出され、事前に決められたファームウェア・
アルゴリズムによってリカバリー不能と判断されたエラーは、致命的エラーと見なされます。 エラー・
コードがオペレーター制御パネル・ディスプレイに表示され、エラー LED が点灯します。 このエラ
ー・コードはプッシュ・ボタンが押されるまでオペレーター制御パネルに表示されたままです。プッシ
ュ・ボタンを押すと、オペレーター制御パネルは「Home (ホーム)」画面に戻ります。
v 数値のエラー・コードは、リカバリー不能な、致命的エラーの場合にのみ使用され、それ以外の場合
は、テキストの状況メッセージが表示されます。
パワーオン画面
ライブラリーをパワーオンまたはリセットすると、ライブラリーはいくつかの内部的に制御されたプロセス
を完了します。これらのプロセスを経て、ライブラリーは初期化され、稼働できるようになります。 これ
らのプロセスを電源オン自己診断テスト (POST) と呼びます。 POST の実行中は、POST が完了するまで
オペレーター制御パネルには意味不明な情報が表示されます。 POST が完了すると、ライブラリーはまず
Startup (始動)」画面を、次に「Home (ホーム)」画面を表示します。
Startup (始動)」画面は、ライブラリーのパワーオン後に表示される最初の画面です。 これには、以下の
情報が含まれています。
v ファームウェア改訂: ライブラリー・ファームウェアの現行レベル
v ドライブ: ライブラリーがサポートできるドライブの総数
v マガジン: ライブラリー内のマガジンの総数
v I/O ステーション: I/O ステーションの現在の状況
ライブラリーの電源サイクル中に、OCP を通じてライブラリーの状態をモニターできます。ただし、装置
が初期化ルーチンを完了するまで、構成の変更は行えません。変更を行おうとしても、無視されます。
フロント・パネル LED に関する注記
すべての LED は、パワーオンおよびリセット・シーケンス中に変化します。 パワーオンまたはソフトウ
ェア・リセット時は、POST からの許可が出ると、ライブラリーは直ちにすべての LED を点灯します。
FirmwareRev:120R
Drive:1
Magazines:2
I/OStation:empty
AccessorDrive12
IdleRandom
IdleRand
Startup
TL4000
a77ug187
8. パワーオン画面
20 Dell PowerVault TL2000 テープ・ライブラリーおよび TL4000 テープ・ライブラリー: ユーザーズ・ガイド