Users Guide
注意: コンピューターのコンポーネントにアクセスする際、安全上の注意を十分払ってください。電源装置ユニットとその
ケーブルにアクセスする手順については、サービス マニュアルの取り外しおよび取り付け手順を参照してください。
2. 電源装置ユニットのケーブルをシステム基板およびその他のコンポーネントから外します。
3. PSU BIST ボタンを押します。
● BIST ボタンが押されている間 LED が点灯したままの場合は、電源装置ユニットが機能していることを示します。その他の
デバイスにトラブルシューティングの手順を行います。
● LED がオンにならない場合は、電源装置ユニットに障害があることを示します。電源装置ユニットを取り付けます。
ePSA(強化された起動前システムアセスメント)診断
ePSA 診断(システム診断とも呼ばれる)ではハードウェアの完全なチェックを実行します。ePSA は BIOS に組み込まれており、
BIOS によって内部で起動します。組み込み型システム診断プログラムには、特定のデバイスまたはデバイス グループ用の一連の
オプションが用意されており、以下の処理が可能です。
ePSA 診断は、コンピューターの電源投入中は、FN+PWR ボタンで開始できます。
● テストを自動的に、または対話モードで実行
● テストの繰り返し
● テスト結果の表示または保存
● 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る
● テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを表示
● テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示
メモ: 特定のデバイスについては、ユーザーによる操作が必要なテストもあります。診断テストを実行する際は、コンピュータ
ー端末の前に必ずいるようにしてください。
ePSA 診断の実行
次の方法のいずれかでブート診断を起動します。
1. コンピューターの電源を入れます。
2. システムが起動し、Dell のロゴが表示されたら F12 キーを押します。
3. ブート メニュー画面で上/下矢印キーを使用して診断オプションを選択し、Enter を押します。
メモ: ePSA (強化された起動前システムアセスメント)ウィンドウが表示され、コンピュータ内で検出された全デバイス
がリストアップされます。診断が検出された全デバイスのテストを開始します。
4. 右下隅にある矢印を押して、ページリストに移動します。
検出されたアイテムはリストおよびテストされます。
5. 特定のデバイスで診断テストを実行するには、<Esc> を押して はい をクリックし、診断テストを中止します。
6. 左のパネルからデバイスを選択し、テストの実行をクリックします。
7. 何か問題がある場合は、エラーコードが表示されます。
エラーコードをメモしてデルに連絡してください。
診断
電源ステータスライト: 電源ステータスを示します。
オレンジ色の点灯 – システムがオペレーティング システムを起動できません。これは、電源装置、またはシステム内の別のデバイ
スに障害が発生していることを示します。
オレンジ色の点滅 -システムがオペレーティング システムを起動できません。これは、電源装置は正常だが、システム内の別のデ
バイスに障害が発生している、または正しく取り付けられていないことを示します。
メモ: 障害のあるデバイスを特定するには、ライト パターンを参照してください。
消灯 – システムが休止状態、または電源が切れています。
トラブルシューティング 95