Users Guide
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バッテリー
DellPrecision™Workstation380ユーザーズガイド
バッテリーについて
バッテリーの取り外し
バッテリーの取り付け
バッテリーについて
コイン型バッテリーは、コンピュータの設定、日付、時間の情報を保持します。バッテリーの寿命は数年間です。
コンピュータの電源を入れた後、繰り返し時刻と日付情報をリセットしたり、以下のメッセージのいずれかが表示される場合、バッテリーを交換する必要がある場合があります。
Time-of-day not set - please run SETUP program(日時が設定されていません。セットアップユーティリティを実行してください。)
または
Invalid configuration information -
please run SETUP program(無効な設定情報 ―セットアップユーティリティを実行してください。)
または
Strike the F1 key to continue, F2 to run the setup utility
(続けるには F1 キーを、セットアップユーティリティを起動するには F2 キーを押してください。)
バッテリーの交換が必要かどうか確認するには、セットアップユーティリティで日付と時刻を再入力し、プログラムを終了してその情報を保存します。コンピュータの電源を切り、コンセントから 2~3 時間
外しておきます。次に、コンピュータをコンセントに接続しなおし、電源を入れてセットアップユーティリティを起動します。セットアップユーティリティに表示される日付と時刻が間違っている場合、バッテリ
ーを交換します。
バッテリーがなくてもコンピュータは動作しますが、電源をオフにしたり、コンセントから電源プラグを抜いた場合、コンピュータ設定情報は消去されます。その場合、セットアップユーティリティを起動して、
設定オプションを再設定する必要があります。
バッテリーの取り外し
1. セットアップユーティリティの設定情報をまだ記録していない場合は、ここで記録しておきます(「セットアップユーティリティ」を参照してください)。
2. 「作業を開始する前に」の手順を実行します。
3. コンピュータカバーを取り外します。
4. バッテリーソケットを確認します。
5. コネクタのプラス側をしっかり押さえ込んで、バッテリーコネクタを支えます。
6. バッテリーコネクタを支えたまま、バッテリータブを押してコネクタのプラス側から離し、バッテリーをコネクタのマイナス側にある固定タブから持ち上げて取り外します。
警告: 本項の手順を開始する前に、『製品情報ガイド』の安全手順に従ってください
。
警告: 感電防止のため、カバーを開く前にコンピュータの電源プラグを必ずコンセントから抜いてください
。
警告: 新しいバッテリーは、間違って取り付けると破裂する恐 れがあります。バッテリーを交換する場合、同じバッテリー、または製造元が推奨する同等のバッテリーのみ使用し
てください。使用済 みのバッテリーは、製造元の指示に従って廃棄してください。
注意: コンピュータの内蔵コンポーネントの静電気による損傷を防ぐため、コンピュータの電子部品に触れる前に、身体から静電気を除去してください。コンピュータの塗装されていない金属面に
触れることにより、身体の静電気を除去することができます。
注意: 先端の鋭くない道具を使用してバッテリーをソケットから取り出す場合、道具がシステム基板に触れないよう注意してください。必ず、バッテリーとソケットの間に道具を確実に挿入してか
ら、バッテリーを外します。それを怠ると、バッテリーソケットが外れたり、システム基板の回路を切断するなど、システム基板に損傷を与える恐れがあります。
注意: バッテリーコネクタへの損傷を防ぐために、バッテリーを取り外す際はコネクタをしっかりと支えておく必要があります。