Users Guide

6–SAN からのブート設定
SAN からの iSCSI ブー ト
110 AH0054602-04 M
7. 次のコ マ ン ド を発行し て、 initramfs ファイルをビルドします。
# dracut –f
8. 両方のポー ト に L4 または iSCSI （HW） を使用するよ うに、 および L4 を介して
起動する よ う に、 アダプ タ ーのブー ト 設定を再起動し て変更し ます。
9. OS を起動したら、 マルチパスデーモン multipathd.conf を設定します。
# mpathconf --enable --with_multipathd y
# mpathconf –enable
10. multipathd サービスを起動し ます。
# service multipathd start
11. マルチパスサポー ト で initramfs を再ビルド します。
# dracut --force --add multipath --include /etc/multipath
12. サーバーを再起動し、 マルチパス構成で OS を起動します。
オフロード搭載したインタフェースへの
MPIO の移行と設定（SLES 11 SP4 の場合）
L2 から L4 に移行し、オフロード搭載したインタフェースで OS を起動するように
MPIO
設定を行うには（SLES 11 SP4 の場合）、次の手順を実行します。
1. 単一パスで、 非オ フ ロー ド （L2）インタフェースをオフロード（L4）インタ
フ ェ ースに移行するために必要なすべての手順に従います。 オフロード
iSCSI へ
の移行 （
SLES 11 SP4 の場合） を参照して く ださい。
2. L4 インタフェースを使用して OS を起動し たら、 マルチパス化を次のよ う に準備
します。
a. サーバーを再起動し、 System Setup/Utilities （システムセ ッ ト ア ッ プ /
ユーテ ィ リ テ ィ ） に移動し て HII を開きます。
b. HII で、 System Configuration （システム設定） を選択し、 マルチパスに
使用する
2 番目のアダプ タ ーポー ト を選択 し ます。
c. Port Level Configuration （ポー ト レベル設定） の Main Configuration
（ メ イ ン設定） ページで、 Boot Mode （ブー ト モー ド） を iSCSI （HW） に
設定し て
iSCSI Offload （iSCSI オフロード） を有効にします。
d. iSCSI Configuration （iSCSI 設定） の Main Configuration （メイン設
定） ページで、 必要な
iSCSI 設定を行います。
e. サーバーを再起動し て OS を起動します。
メモ
\
/etc/multipath.conf フ ァ イルへの追加に変更を有効にするには、 initrd イ
メ ージを再ビル ド し てサーバーを再起動する必要があ り ます。