Users Guide
7–RoCE 設定
Linux 用のアダ プ タ ー上での RoCE の設定
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 PF とその VF と の間の RDMA  トラフィック、および同一 PF の VF 間の RDMA 
トラフィックがサポートされます。 このトラフィックパターンはループバックト
ラフィ ックと 呼ばれます。
 一部の旧サーバープ ラ ッ ト フ ォームでは、
VF デバイスは NIC PCI 機能 (PF)の
いずれかについて列挙 されない こ と があ り ます。 この制限事項は、
VF RDMA を
サポー ト に対する
 PCI ベースア ド レスレジス タ (BAR) の要件の強化によ る もの
で、
OS / BIOS が VF ごとに必要な BAR を割り当てるこ とができないこ とを意
味します。
 ある
 VM で最大数の QP をサポート するには、 VM に割り 当て られている VF が 
1  つのみと仮定し て、 およそ 8GB RAM が利用可能である必要があ り ます。 VM 
に割り当て られている RAM が 8GB 未満の場合、 メ モ リ 不足や メ モ リ割 り 当て障
害に よ り 、 ア ク テ ィ ブな接続数が突然減少する可能性があ り ます。
Linux 用のアダプター上での RoCE の設定
本項では、 RHEL および SLES 向けの RoCE 設定手順について説明し ます。 また、
RoCE 設定の確認方法について説明 し、 vLAN インタフェースでのグループ ID (GID)
の使用に関するガ イダ ンス も提供し ます。
RHEL 用の RoCE 設定
SLES 対応の RoCE 設定
Linux 上での RoCE 設定の確認
vLAN インタフェースと GID インデックス値
Linux の RoCE v2 の設定
SR-IOV VF デバイス向け RoCE の設定 (VF RDMA)
RHEL 用の RoCE 設定
アダプター上で RoCE を設定するには、 Open Fabrics Enterprise Distribution
(OFED)が RHEL ホス ト にインス ト ールされ、 設定されている必要があります。
RHEL のインボックス OFED を準備するには、次の手順を行います。
1. オペレーテ ィ ングシステムのインス トールまたはアップグレード時に、InfiniBand 
と  OFED のサポー ト パ ッ ケージ を選択し ます。
2. RHEL ISO イメージから次の RPM をインストールします。
libibverbs-devel-x.x.x
.x86_64.rpm 
(
libqedr ラ イ ブ ラ リ用に必要)
perftest-x.x.x
.x86_64.rpm
(
InfiniBand の帯域幅および遅延アプ リ ケーシ ョ ン用に必要)










