Users Guide
13–RDMA による NVMe-oF 設定
NVMe-oF デバイ スのテス ト
250 AH0054602-04 M
NVMe-oF デバイスのテスト
ターゲッ トサーバー上のローカル NVMe デバイスのレーテンシを、 イニシエータサー
バー上の
 NVMe-oF デバイスのレーテ ンシ と比較し て、 NVMe がシステムに追加する
レーテンシを表示します。
NVMe-oF デバイスをテストするには次の手順を実行します。
1. リポジト リ (Repo)ソースをアップデートし、次のコマンドを発行してターゲッ
ト と イ ニシエー タ の両方のサーバーに、
Flexible Input/Output (FIO)ベンチ
マークユーテ ィ リテ ィ をインス ト ールします。
# yum install epel-release
# yum install fio
図 13-4. FIO ユーティリティのインストール
2. FIO ユーテ ィ リ テ ィ を実行し て、 イニシエータ NVMe-Of デバイスのレーテ ンシ
を測定します。 次のコマン ド を発行します。
# fio --filename=/dev/nvme0n1 --direct=1 --time_based 
--rw=randread --refill_buffers --norandommap --randrepeat=0 
--ioengine=libaio --bs=4k --iodepth=1 --numjobs=1 
--runtime=60 --group_reporting --name=temp.out
FIO は、 送信 と完了の 2 つのレーテンシ タ イ プを レポー ト し ます。 送信レーテン
シ(
slat) は、 アプ リ ケーシ ョ ン と カ ーネル間のレーテン シ を測定し ます。 完了
レーテンシ (
clat)は、エンドツーエンドのカーネルレーテンシ- を測定します。
業界で認められている方法は、
99.00 位範囲で clat パーセン タ イルを読み取る と
いうものです。
この例では、 イ ニシ エー タ デバイ スの
 NVMe-oF レーテンシが 30µsec です。
3. FIO を実行して、 ターゲッ トサーバーでのローカル NVMe デバイスのレーテ ンシ
を測定します。 次のコマン ド を発行します。
# fio --filename=/dev/nvme0n1 --direct=1 --time_based 
--rw=randread --refill_buffers --norandommap --randrepeat=0 
--ioengine=libaio --bs=4k --iodepth=1 --numjobs=1 
--runtime=60 --group_reporting --name=temp.out










