Users Guide
10–iSCSI プロ ト コル
iSCSI ブート
98 BC0054508-04 J
Windows Server 2008 R2 および SP2 の iSCSI ブート セットアップ
Windows Server 2008 R2
と Windows Server 2008 SP2 は、 ブー ト だけでな く 、 オ
フロード
/ 非オフロー ド パスへのイ ンス ト ールをサポー ト し ます。
次の手順では、 イ メ ージ をオ フ ロー ド または非オ フ ロー ド パスで イ ンス ト ールおよび
ブー ト する よ う に準備 し ます。 手順では
Windows Server 2008 R2 を取り上げていま
すが、
Windows Server SP2 と共通です。
必須の
CD または ISO イメージ:
QLogic ドライバがインジェクトされた Windows Server 2008 R2 x64
(107 ページの 「Windows イメージ フ ァ イルへの QLogic ドライバのインジェク
ト(スリップストリーム)」を参照)。 また、
support.microsoft.com で Microsoft
のサポー ト 技術情報文書 KB974072 を参照して く ださい。
必要なその他のソ フ ト ウ ェ ア :
Bindview.exe (Windows Server 2008 R2 のみ。 KB976042 を参照)
Windows Server 2008 および SP2 iSCSI ブートをセットアップするには、次の手順
を実行します。
1. ブート し よ う とするシステム ( 「リモート システム」 ) からすべてのローカル ハー
ド
ドライブを取り外します。
2. 最新の QLogic MBA と iSCSI ブー ト イ メージをアダプターの NVRAM にロード
します。
3. QLogic MBA が最初のブー ト 可能デバイ ス、 CDROM が 2 番目のデバイ スにな
るように、 リモートシステムの
BIOS を設定し ます。
4. リ モー ト デバイ スからの接続を許可する よ う に iSCSI ターゲッ トを設定します。
ターゲッ トに、 新しい
OS のイ ンス ト ールを保持するための十分なデ ィ ス ク容量
がある こ と を確認し ます。
5. リモート システムを起動します。 Preboot Execution Environment (PXE)バ
ナーが表示 された と き に、
CTRL+S キーを押し、 PXE メニューを終了します。
6. [PXE] メニューで、 [Boot Protocol] を [iSCSI] に設定し ます。
メモ
Microsoft の手順では、 10GbE 仮想バス ド ラ イバ (EVBD)および NDIS ド
ライバのみをインジェクト します。 すべてのドライバ (
EVBD、 VBD、
BXND、 OIS、 FCoE、および NDIS)をインジェクトすることをお勧めしま
す。
個々の
Windows BCM57xx および BCM57xxx ドライバを抽出する手順につ
いては、 特定のド ラ イバインス トーラアプリケーシ ョ ンの
silent.txt
ファイルを参照してください。