Users Guide
10–iSCSI プロ ト コル
iSCSI ブート
111 BC0054508-04 J
16. 手順 14 でマウン ト したパーテ ィシ ョ ンで、 grub メニューを編集して新しい
initrd
イメージをポイントするようにします。
17. /boot パーテ ィ シ ョ ン を iSCSI ターゲッ トからアンマウン ト します。
18. (Red Hat のみ) CHAP を有効にするには、 iSCSI ターゲッ ト上の
iscsid.conf
ファイルの CHAP セ ク シ ョ ン を変更する必要があ り ます。 必要
に応じ て、
iscsid.conf フ ァ イルを一方向または双方向の CHAP 情報で編集
します。
19. システムをシャ ッ トダウンし、 ローカル ハー ド ドライブを切断します。
これで、 iSCSI ターゲッ トの iSCSI ブー ト の準備が完了し ま し た。
20. (オプシ ョ ン) CHAP パラ メータを含む iSCSI ブー トパラ メータ を設定します
(
83 ページの 「iSCSI ターゲッ ト を設定する」 を参照)。
21. iSCSI ブート イ メージへのブート を続行し、 作成したイメージの 1 つ(非オフ
ロー ド またはオ フ ロー ド ) を選択し ます。 選択内容は、
iSCSI Boot
Parameters
(iSCSI ブー トパラ メータ) セクシ ョ ンでの選択肢に対応している
必要があ り ます。
iSCSI Boot Parameters (iSCSI ブー トパラ メータ) セク
ションで
HBA Boot Mode (HBA ブー ト モー ド ) が有効にな っ ている場合、 オ
フ ロー ド イ メ ージ を ブー ト する必要があ り ます。
SLES 10.x および SLES 11 は
オフロードをサポート しません。
iSCSI ブートのトラブルシューティング
次の ト ラ ブルシ ューテ ィ ングの ヒ ン ト は、 iSCSI ブートに役立ちます。
トラブル :リンクローカル
IPv6 アドレスを使用するように設定されたイニシエータと、
ルータ で設定し た
IPv6 ア ド レスを使用するよ うに設定されたターゲッ ト を指定したア
ダプターの
NDIS パスを介し て iSCSI が Windows Server 2008 R2 をブートすると、
システムでブルースク リーンが表示される。
解決法 :これは
Windows TCP/IP ス タ ッ クの既知の問題です。
トラブル :
iSCSI ブー トのリンク速度が 10Mbps または 100Mbps 用に設定されている
場合に、
QLogic iSCSI Crash Dump ユーテ ィ リ テ ィ が正し く 機能せず、 メ モ リ ダンプ
をキャプチャ しない。
解決法 :
iSCSI Crash Dump ユーテ ィ リ テ ィ は、 iSCSI ブートのリ ンク速度が 1Gbps
または 10Gbps 用に設定されている場合にサポー ト されます。 10Mbps と 100Mbps
ではサポー ト されません。
トラブル :
IPv6 接続を使用して Windows Server 2008 をインストールしよう とする
と、
iSCSI ターゲッ トがインストールターゲッ ト として認識されない。
解決法 : これはサー ド パーテ ィ 側の既知の問題です。
Microsoft サポー ト 技術情報文書
KB 971443
( http://support.microsoft.com/kb/971443)を参照してください。