Users Guide
11–QLogic チーム化サービス
要旨
138 BC0054508-04 J
スイッチングハブ
リピータ ハブとは異なり、 スイ ッチング ハブ ( さらに簡単に言えば、 スイッチ) を使用
すると、 イーサネッ ト
ネ ッ ト ワー ク を複数の衝突 ド メ イ ンに分ける こ と がで き ます。 ス
イッチは、 イーサネット
MAC アドレスだけに基づいて、 ホスト間でイーサネッ ト パ
ケ ッ ト を転送する役割を果た し ます。 ス イ ッ チに接続 されている物理ネ ッ ト ワー ク
アダ
プ タ は、 半二重または全二重モー ド で動作する場合があ り ます。
通有中継と 802.3ad リンク集約をサポートするには、 スイ ッチでこのよ う な機能を明確
にサポー ト し ている必要があ り ます。 ス イ ッ チで これ らのプ ロ ト コルをサポー ト し てい
ない場合でも、
Smart Load Balancing で使用できる場合があります。
ルーター
ルーターはレ イヤ 3 以上のプ ロ ト コルに基づいてネ ッ ト ワー ク トラフィックをルーティ
ングする よ う 設計さ れていますが、 ス イ ッ チング機能を持つレ イヤ
2 デバイ ス と し て動
作する こ と も よ く あ り ます。 ルー タ ーに直接接続されるポー ト のチーム化は、 サポー ト
されません。
チーム化をサポートするプロセッサ
すべてのチーム タ イ プが、 IA-32 および EM64T プロセッサでサポート されます。
チーム化の設定
QLogic Control Suite (QCS) ユーテ ィ リ テ ィは、 サポー ト されているオペレーテ ィ ン
グシステム環境でチーム化の設定に使用さ れます。
QCS は、 32 ビッ トおよび 64 ビットの Windows オペレーテ ィ ングシステムフ ァ ミ リ
で動作し ます。
QCS を使用して、 VLAN と負荷バラ ン シングおよび フ ォール ト ト レ ラ
ンスのチーム化を設定します。 さらに
MAC アドレス、 ドライババージョン、 および各
ネッ トワークアダプターのステータス情報を表示します。
QCS には、 ハード ウェ ア診
断、 ケーブルテス ト 、 およびネ ッ ト ワーク ト ポロ ジーテス ト などい く つかの診断ツール
も含まれています。
メモ
スイ ッ チがス タ ッ ク可能なスイ ッ チと して動作し ている場合、 すべてのネ ッ ト
ワーク
チーム化モード をスイ ッ チ間で使用できます。