Users Guide
11–QLogic チーム化サービス
チーム化の仕組み
149 BC0054508-04 J
このモー ド では、 チーム内のすべてのアダプ タが同じ MAC ア ド レスの受信パケ ッ ト に
設定されます。 ト ラ ンキングはレ イヤ
2 アドレスで動作し、 インバウンド / アウトバウ
ンド
トラフィックのロード バラ ンシング と フ ェ イルオーバーをサポー ト し ています。
QLASP ド ラ イバは前述のレ イヤ 4 プロ ト コルを使用し てアウ ト バウン ド パケ ッ ト の負
荷バラ ンシングスキームを決定するのに対し、 チームのリ ン クパー ト ナーはイ ンバウン
ド パケ ッ ト の負荷バラ ン シン グスキームを決定し ます。
接続されている ス イ ッ チは、 この動作モー ド に適 し た ト ラ ンキング スキームをサポート
する必要があ り ます。
QLASP とスイッチはどちらもそれぞれのポートでリンクロスを
継続的に監視し ます。 いずれかのポー ト で リ ン ク
ロ スが発生 し た場合、 ト ラ フ ィ ッ クは
チーム内の他のポー ト に自動的に転送されます。
ネットワーク通信
次に、 通有静的中継の主要属性を示し ます。
フェイルオーバーメカニズム - リンクロス検出
負荷バラ ンシングアルゴ リ ズム
- アウ トバウン ド ト ラフ ィ ッ クは、 QLogic 独自の
メカニズムベースのレイヤ
4 フローでバランスとりを行います。 受信トラフ ィ ッ
クは、 スイ ッチ固有のメ カニズムに従ってバランスと りを行います。
MAC ア ド レ スを使用 し たアウ ト バウン ド の負荷バラ ンシング — なし
IP ア ド レ ス を使用 し たアウ ト バウン ド の負荷バラ ンシング — あり
QLogic 以外の製品を使用し たチーム化 — サポー ト あ り (少な く と も 1 つの
QLogic
イーサネ ッ ト アダプ タ ーを チーム メ ンバー と し て含んでいる必要があ り ま
す)
アプリケーション
通有中継は、 Cisco Fast EtherChannel、 Cisco Gigabit EtherChannel、 Extreme
Networks Load Sharing
、および Bay Networks または IEEE 802.3ad リンク集約静
的モー ド をサポー ト する ス イ ッ チで動作 し ます。 負荷バラ ン シ ングはレ イヤ
2 アドレス
に実装されているため、
IP、 IPX、 NetBEUI な どのすべての上位プ ロ ト コルがサポー ト
されます。 したがって、 これはスイッチが
SLB 上での通有中継モー ド をサポー ト し て
いる場合に推奨されるチーム化モードです。
推奨される設定
静的中継では、 ス イ ッ チが同じ ブロー ド キ ャ ス ト ド メ イ ンにあ り 、 通有中継をサポー ト
し ている場合に、 そのス イ ッ チへのチーム化 されたポー ト の接続がサポー ト されます。
ポートは同じサブネッ ト上にある必要があるため、 ルーターまたはレイヤ
3 スイッチへ
の接続はサポー ト し ていません。