Users Guide
14– フ ァ イバーチ ャネルオーバーイーサネ ッ ト
SAN からの FCoE ブー ト
210 BC0054508-04 J
拡張伝送選択 (ETS)とともに FCoE ト ラ フ ィ ッ ク に リ ン ク 帯域幅を割 り 当て る
DCB
DCB
では、 ス ト レージ、 管理、 コ ンピ ューテ ィ ング、 および通信の各フ ァ ブ リ ッ ク を、
標準の
Ethernet ネ ッ ト ワー ク よ り 簡単に導入、 ア ッ プグレー ド 、 および維持で き る単
一の物理フ ァ ブ リ ッ ク に組み込むこ とがで き ます。
DCB テクノロジを使用すると、 対応
可能な
QLogic C-NIC では、 デー タ セ ン タ ーの物理 リ ン クのロ スレスのデー タ配信、 低
遅延、 および標準ベースの帯域幅共有を実現で き ます。
DCB では、 FCoE、 iSCSI、
ネッ トワーク接続ストレージ (
NAS)、 管理、 および IPC のトラフィ ックフローがサ
ポー ト されています。
DCB の詳細については、 第 15 章 データセン ターブ リ ッ ジング
を参照して く ださい。
FCoE アダプターインスタンスをク リ ッ ク してから、 Create a Virtual Port (仮想ポー
ト の作成) または
Create Multiple Virtual Ports (複数の仮想ポー ト の作成) のど ち
らかを選択することにより、
Windows QCS GUI で NPIV を設定します。 QCS CLI
createnpivport
コマンド と createmultinpivport コマンドも発行できま
す。
vport_create コマンドを発行することにより、 Linux で NPIV を設定します。
Hyper-V Virtual SAN Manager を使用するか、 Windows Server 2012 R2 (および以
降)
PowerShell Add-VMFibreChannelHBA コマンドを発行することにより、
Windows Server 2012 R2 vFC を追加します。
SAN からの FCoE ブート
本項では、 Windows、 Linux、および ESXi オペレーテ ィ ングシステムのインス ト ール
と ブー ト 手順について説明 し ます。
次のセ ク シ ョ ンでは、
OS イ ンス ト ール前のブー ト 環境の BIOS セッ トアップと設定の
詳細について説明し ます。
FCoE の構築とブート用にシステム BIOS を準備する
FCoE の構築と ブー ト 用にシステム BIOS を準備するには、 必要に応じ て、 シス テムの
ブート順序を変更し、
BIOS ブー ト プロ ト コルを指定します。
システムのブート順序の変更
シス テムブー ト 順序の最初のエ ン ト リは、 QLogic イニシエータである必要があります。
2 番目のエ ン ト リ は、 OS インストール メ デ ィ ア であ る必要があ り ます。 ブー ト 順序を
正し く 設定する こ とが重要です。 そ う し ない と、 イ ン ス ト ールは正 し く 続行 し ません。
目的のブー ト
LUN が検出されないか、 検出されてもオフ ラ インのマークが付けられて
います。
BIOS ブートプロトコルの指定(必要に応じて)
一部のプ ラ ッ ト フ ォームでは、 システム BIOS 設定を使用 し てブー ト プ ロ ト コルを設定
する必要があ り ます。 それ以外のすべてのシステムでは、 ブー ト プ ロ ト コルは
QLogic
Comprehensive Configuration Management
(CCM) を使用 し て指定 されます。 こ
れらのシステムの場合、 この手順は不要です。