Users Guide
14– フ ァ イバーチ ャネルオーバーイーサネ ッ ト
SAN からの FCoE ブー ト
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5. イニシエータがフ ァブリ ッ クにログインしても、 ターゲッ トにログインできない
場合、
CTRL+R キーを押す と 、 ブー ト プ ロセスが一時停止 され、 フ ァ ブ リ ッ ク
ゾーニングを設定できるよ う になります。
ゾーニングが完了する と、 イ ニシエー タは可視なすべてのターゲ ッ ト に自動的に
ログインします。
6.
イニシエータが手順 1 でプロ ビジ ョ ニ ング さ れた指定された タ ーゲ ッ ト の指定さ
れた
LUN を検出できない場合、 CTRL+R キーを押す と 、 ブー ト プ ロセスが一時
停止され、 選択的
LUN プレゼンテーショ ンを設定できるようになります。
7. ブート イニシエータは定期的に LUN の準備完了状態をポー リ ング し、ユーザーが
LUN
へのア ク セス を プ ロ ビジ ョ ニング し た ら、 ブー ト プ ロセスが自動的に進行 し
ます。
One Time Disable/ ワンタイム ディセーブル
QLogic FCoE ROM は、 ブー ト エ ン ト リ ベ ク ト ル (BEV)として実装されます。この
実装では、 オプ シ ョ ン
ROM は、 BIOS によ っ て選ばれたブー ト デバイ ス と し て選択 さ
れた場合にのみ、 タ ーゲ ッ ト に接続 されます。 このア プローチは、 別のデバイ スがシス
テム
BIOS によ っ て選択 された場合で も、 ブー ト デバイ スに接続する他の実装とは異な
ります。
FCoE
パスを介した OS のインス ト ールでは、 FCoE を迂回して CD または DVD イン
ストール
メディアまでスキップするようにオプション ROM に指示する必要があ り ま
す。
211 ページの 「FCoE ブート用の QLogic Multiple Boot Agent の準備 (CCM)」
で説明 し ているよ う に、 ブー ト 順序は、
QLogic ブー ト を最初に、 イ ン ス ト ール メ デ ィ
アを
2 番目に し て設定する必要があ り ます。 さ ら に、 OS のイ ンス ト ール中は、 FCoE
ブー ト を迂回し、 ブー ト 用のイ ン ス ト ール メ デ ィ ア を通過する必要があ り ます。 そのた
めには、 単に
FCoE ROM からのブート試行を許可し、 BIOS によるフ ェ イルスルーと
インストールメディアのブートを許可するのではなく、
FCoE ブート ROM からのブー
トに対して
1 回のみ無効を実行し ます。 最後に、 イ ンス ト ールが正常に続行するには、
FCoE ROM が正常にブー ト LUN を検出 し、 その準備完了状態を テス ト する必要があ
ります。 ブート
ROM が LUN の検出と協調迂回を実行で き ない場合、 OS を LUN に正
し く イ ンス ト ールできません。
強調迂回には次の 2 つの選択肢があ り ます。
FCoE ブー ト ROM が準備完了状態のターゲ ッ ト LUN を検出する と、4 秒以内に
CTRL+D
キーを押し て Stop booting from the target (ターゲッ トから起動を
停止) する よ う に求める指示 メ ッ セージが表示 されます。
CTRL+D キーを押し
て、 インス ト ール
メディアからのブートに進みます。
メモ
One Time Disable/ ワンタ イム ディセーブルに説明する よ う に、 必ずブー
トイニシエータを
1 回のみ無効モー ド に し て く だ さ い。