Users Guide
14– フ ァ イバーチ ャネルオーバーイーサネ ッ ト
SAN からの FCoE ブー ト
240 BC0054508-04 J
RHEL 6.2 以降
RHEL 6.2
以降では、 OS で設定されていないイニシエータポー ト を介してブー ト する
よ う にシス テムが設定 されている場合、 自動ブー ト は正常に行われますが、 シ ャ ッ ト ダ
ウン時に問題が発生し ます。 起動前
FCoE ブー ト パラ メ タを更新する前に、 すべての
新しいブート
パスのイニシエータ ポー ト を OS で設定する必要があ り ます。
1. ifconfig -a を使用して、 新し く追加されるインターフ ェイスのネッ トワーク
インターフ ェ イス名を特定します。
2. 新しいインタフ ェースごとに、ifname=<INTERFACE>:<MAC_ADDRESS> を
kernel /vmlinuz …
行に追加する こ と で、 /boot/grub/menu.lst を編
集します。
MAC ア ド レスはすべて小文字で指定 し、 コ ロ ンで区切る必要があ り ま
す(たとえば、
ifname=em1:00:00:00:00:00:00)
3. 初期イ ン ス ト ール時に設定済みの /etc/fcoe/cfg-<INTERFACE> ファイル
を複製して、 新しい
FCoE イニシエータごとに
/etc/fcoe/cfg-<INTERFACE>
フ ァ イルを作成します。
4. 次のコ マン ド を発行 し ます。
nm-connection-editor
a. [Network Connection/ ネットワーク接続] を開き、 各新しいイン ター
フェイスを選択します。
b. DHCP 設定も含め、 必要に応 じ て各イ ン タ フ ェ ースを設定 し ます。
c. [Apply/
適用 ] をクリックして保存します。
5. 新しいインタフ ェースごとに、
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-<INTERFACE> を編集し
て
NM_CONTROLLED="no" 行を追加します。 これらのフ ァ イルを変更する と自
動的にネ ッ ト ワー クサービスが再起動されます。 これによ り 、 システムが短時間
停止し ている よ う に見え る場合があ り ます。 この操作を実行する前に、 使用可能
な冗長的なマルチパスがある こ と を確認するこ と をお勧めし ます。
VMware ESXi FCoE 起動インストール
SAN からの FCoE ブー ト には、 最新の QLogic BCM57xx および BCM57xxx 非同期
ドライバが
ESXi 6.0 U2 および 6.5 イ ン ス ト ールイ メ ージに含まれている こ と が必要で
す。 ド ラ イバを ス リ ッ プ ス ト リ ームする方法については、
VMware の
Image_builder_doc.pdf
を参照して く ださい。 表 14-1 は、 サポー ト されている
レガシー
BFS および uEFI BFS を示します。
表
14-1. サポートされているレガシー BFS および uEFI BFS
バージョン レガシー BFS
uEFI BFS
ESXi 6.0 U2
サポー ト サポー ト