Users Guide
15– データ セン ターブ リ ッ ジング
Windows Server 2012 以降のデー タ セ ン タ ーブ リ ッ ジ ング
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NIC パーテ ィ シ ョ ン化が有効な設定では、 ETS (動作可能な場合) が各機能に割
り 当て ら れた帯域幅ウ ェ イ ト よ り も優先 されます。 伝送選択ウ ェ イ ト は、 代わ り
に
ETS 設定ご と のプ ロ ト コルご と にな り ます。 機能ご と の最大帯域幅は、 ETS
が存在し ていて も使用 されます。
DCBX ピア経由でアドバタイズされた iSCSI または FCoE アプリケーシ ョ ンの
TLV
がない場合、 アダプ タ はロー カル管理者の MIB から 取得された設定を使用 し
ます。
Windows Server 2012 以降のデータセンターブリッ
ジング
Windows Server 2012 から、 Microsoft はサービス品質 (QoS)を OS レベ
ルで管理する と い う 新し い方法が導入 し ま し た。
Windows QoS の 2 つの主要
な要素は次の と お り です。
ベンダーに依存しない方法で、 NIC の DCB 設定を個別およびド メ イン全体にわ
た っ て管理で き る機能。 管理イ ン ターフ ェ イ スは、
Windows PowerShell
Cmdlets
から提供されます。
SMB ト ラ フ ィ ッ ク などの特定の タ イ プのレ イヤ 2 ネッ トワーキングト ラフィ ック
にタグを付けて、
ETS を使用 し たハー ド ウ ェ ア帯域幅の管理を可能にする機能。
DCB 対応のすべての QLogic 統合ネ ッ ト ワー ク アダプ ターは、 Windows QoS との相
互運用が可能です。
QoS Windows 機能を有効にするには、 QLogic のデバイ スが DCB 対応である こ と を
確認し ます。
1. CCM または QCS を使用して、 データセンターブ リ ッジングを有効にします。
2. Windows デバイ スマネージ ャ または QCS を使用して、 NDIS ドライバを選択
し、
Advanced (詳細設定) プ ロパテ ィ を表示し て、 Quality of Service (サー
ビス品質) プ ロパテ ィ を有効に し ます。
QoS が有効にな る と 、 DCB 関連の設定に関する管理コ ン ト ロールがオペ レーテ ィ ング
システムに渡されます (つまり、
QCS は DCB の管理コ ン ト ロール用に使用で き な く な
ります)。
QoS の設定と管理は PowerShell を使用して行う こ とができます。
PowerShell Cmdlets を使用 し て、 ト ラ フ ィ ッ ク分類、 優先度フ ロー制御、 ト ラ フ ィ ッ
ク
クラスのスループッ ト スケジューリ ングなど、 さまざまな QoS 関連パラ メ タ を設定
できます。
PowerShell Cmdlets
の使い方の詳細については、 Microsoft TechNet ライブラリの
『
DCB Windows PowerShell User Scripting Guide』 (英語) を参照し て く だ さ い。
QLogic DCB 機能セ ッ ト に含まれている標準の QCS コントロールに戻すには、
Microsoft QOS 機能を ア ン イ ンス ト ールするか、 QCS またはデバイスマネージャ
NDIS
の Advance Properties (詳細プロパテ ィ ) ページで Quality of Service (サービ
ス品質) を無効にします。