Users Guide
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16 SR-IOV
本章では、 Single- Root I/O Virtualization (SR-IOV)について説明します。
概要
SR-IOV を有効化する
259 ページの 「SR-IOV が動作可能である こ との確認」
260 ページの 「SR-IOV と ス ト レージ機能」
261 ページの 「SR-IOV とジャンボパケッ ト」
概要
ネッ トワーク コントローラを仮想化すると、ユーザーはネッ トワーキング ハー ド ウ ェ ア
リソースを統合し、 統合されたハードウェア上で複数の仮想マシンを同時に実行するこ
とができます。 仮想化により、 ユーザーは
I/O 共有、 統合、 分離、 移行のよ う な多様な
機能を利用で き、 チーム化 と フ ェ イルオーバーを想定 し たプ ロ ビ ジ ョ ニ ングに よ り 管理
を簡略化するこ と もできます。
仮想化を使用する と、 ハイパーバイザーのオーバーヘ ッ ドが原因で、 パフ ォーマンスが
低下する こ とがあ り ます。
PCI-SIG は SR-IOV 仕様を採用し、 このよ う なパフ ォ ーマ
ンスの問題に次の方法で取 り 組みま し た。 仮想機能 (
VF)、 つま り 軽量な PCIe 機能を
作成し ます。 この機能は仮想マシン (
VM) に直接割 り 当て る こ とがで き、 主要デー タ
の移動に関してハイパーバイザーレイヤを迂回できます。
すべての
QLogic アダプタが SR-IOV をサポー ト しているわけではあり ません。 詳細に
ついては製品のマニュアルを参照して く ださい。
SR-IOV を有効化する
SR-IOV を有効にし よ う と する前に、 次のこ と を確認し て く だ さい。
アダプタ
ハー ド ウ ェ アが SR-IOV をサポート している。
SR-IOV がシステム BIOS でサポー ト され、 有効にな っ ている。