Users Guide
19– トラブルシューティング
イーサネッ ト経由のカーネルデバッグ
304 BC0054508-04 J
iSCSI の パーソナ リ テ ィ が 1 つのポー ト の最初のパーテ ィ シ ョ ンで有効な際に、 FCoE
パー ソ ナ リ テ ィ が別のポー ト の最初のパーテ ィ シ ョ ン で有効な場合、 ソ フ ト ウ ェ アの欠
陥によ り、 システムは
iSCSI または FCoE ターゲッ トに対して BFS ブー ト を実行でき
ない場合があ り ます。
MBA ド ラ イバは この設定のチ ェ ッ ク を実行 し、 このよ う な設定
が検出さ れる と 、 プ ロ ン プ ト が表示されます。
ソリューション : 7.6.x のフ ァームウェアと ド ラ イバを使用している場合、 このエラー
を回避するには、
iSCSI または FCoE が最初のパーテ ィ シ ョ ンで有効な場合、 そのデバ
イスの
4 つのポー ト すべてのパーテ ィ シ ョ ンで同じ設定を有効にする よ う に NPAR ブ
ロックを設定します。
イーサネット経由のカーネルデバッグ
トラブル : Windows 8.0 または Windows Server 2012 システムで、 イーサネッ ト
ネ ッ ト ワー ク経由のカーネルデバ ッ グを実行し よ う と する と 、 システムが起動し ない。
Windows 8.0 または Windows Server 2012 OS が Unified Extensible Firmware
Interface
(UEFI) モー ド 向けに設定 されている システムでは、 この ト ラ ブルが一部の
アダプ タ ーで発生する可能性があ り ます。
UEFI プリブート環境では、 ファームウェア
のエ ラーが表示され、 マス ク 不可能割り 込みの例外が発生し た こ と が通知される こ とが
あります。
ソリューション :
Microsoft サポー ト 技術情報文書 2920163 「 Non Maskable
Interrupt error during boot on a system which has been configured for kernel
debugging over Ethernet」 (イーサネ ッ ト 経由で カーネルデバ ッ グ を実行する よ う に設
定されたシス テムでは、 起動時にマス ク不可能割 り込みエ ラ ーが発生する) を参照し て
ください。
その他
トラブル : BCM57810 10GbE NIC が、 10Gbps または 1Gbps の WoL リンク速度を
サポー ト し ない。
ソリューション : 電力消費量の制限があるため、
BCM57810 10GbE NIC は、
100Mbps WoL リ ン ク速度のみをサポー ト で き ます。
トラブル :
Windows で iSCSI クラッシュ ダンプが機能しない。
ソリューション :インストーラを使用してデバイスドライバをアップグレードすると、
iSCSI クラッシュダンプドライバもアップグレードされるため、 QCS の
Configurations
(設定) ページの Advanced (詳細設定) セ ク シ ョ ンで iSCSI Crash
Dump
(iSCSI ク ラ ッ シ ュ ダン プ) を再び有効にする必要があ り ます。
トラブル :
Windows Server 2008 R2 で、 OS が iSCSI ブー ト OS として実行されて
いる場合、
VolMgr エラー 「システムはクラッシュ ダンプ ド ライバを正常にロードする
ことができませんでした」 がイベント
ログに表示されます。
ソリューション :
QCC の Configurations (設定) ページの Advanced (詳細設定) セ
クションで
iSCSI Crash Dump (iSCSI クラッシュダンプ) を有効にします。