Users Guide
2–Windows Server でのチーム化の設定
負荷バラ ン シング と フ ォ ール ト ト レ ラ ン ス
11 BC0054508-04 J
Smart Load Balancing およびファイルオーバー /SLB(自動
フォールバックは無効)チームタイプの制限事項
Smart Load Balancing (SLB)は、プロトコル固有のスキームです。IP のサポー ト レ
ベルを
表 2-1 にリスト します。
Smart Load Balancing チーム タイプは、スイッチ ポー ト を特殊な中継モー ド に設定し
なくても、すべてのイーサネット
スイッチで動作します。 IP ト ラ フ ィ ッ クのみ、 発信 ・
戻 りの双方向でロー ド
バランスされます。 IPX ト ラ フ ィ ッ クは、 発信方向のみでロー ド
バラ ンスが行われます。 その他のプ ロ ト コル パケッ ト は、 1 つのプ ラ イマ リ インター
フェイスのみで送受信されます。非
IP トラフィックのフェイルオーバーは、Dell ネッ
ト ワー ク アダプ タ ー以外ではサポー ト されていません。 通有中継チーム
タイプでは、 何
らかのポート中継モード
( たとえば、 Cisco の Gigabit EtherChannel などの各スイ ッ
チ
メーカーのリンク集約モード ) をサポートするイーサネッ ト スイッチが必要になりま
す。 通有中継チーム
タ イ プはプ ロ ト コルに依存せず、 すべての ト ラ フ ィ ッ ク はロー ド バ
ラ ンスが行われ、 フ ォル ト
ト レ ラ ン スの対象にな り ます。
表 2-1. Smart Load Balancing
オペレーティングシステム
フェイルオーバーとフォー
ルバック
- すべて Dell
フェイルオーバーとフォー
ルバック
- 複数ベンダー
プロトコル
IP IP
Windows Server 2008
はい はい
Windows Server 2008 R2
はい はい
Windows Server 2012 および 2012 R2 はい はい
オペレーティングシステム 負荷バランス - すべて Dell
負荷バランス -
複数ベンダー
プロトコル
IP IP
Windows Server 2008
はい はい
Windows Server 2008 R2
はい はい
Windows Server 2012 および 2012 R2 はい はい
メモ
SLB チームの設定時に LiveLink を有効に し ない場合は、 ス イ ッ チで STP を無効
にするか
Port Fast を有効にするこ とをお勧めします。 これによ り、 フ ェ イル
オーバーの実行時にスパニングツ リ ーのループが決定されるまでのダウン タ イム
を最低限に抑えるこ とができます。
LiveLink は、 このよ う な問題を可能な限 り 回
避します。