Users Guide
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6 Boot Agent ドライバソフト
ウェア
本章では、 ク ラ イ アン ト 環境と サーバー環境の両方で MBA を設定する方法について説
明します。
概要
26 ページの 「ク ラ イアン ト 環境での MBA の設定」
32 ページの 「Linux サーバー環境での MBA の設定」
概要
QLogic BCM57xx および BCM57xxx アダプターは、 Pre-eXecution Environment
(PXE)、 Remote Program Load (RPL)、 iSCSI、および Bootstrap Protocol
(BOOTP)をサポートしています。QLogic の Multi-Boot Agent (MBA)はソフト
ウ ェ アモジ ュールで、 これを利用する と リ モー ト サーバーからのイ メ ージでネ ッ ト ワー
クコンピュータを起動することができます。
QLogic MBA ドライバは PXE 2.1 仕様で
構成されてお り 、 分割バイ ナ リ イ メ ージで リ リ ース されます。 これらのイ メ ージは、 マ
ザーボー ド のビル ト イ ンベース コ ー ド の有無にかかわらず、 異な る環境にあるユーザー
にも柔軟に対応できます。
MBA
モジュールはクライアン ト / サーバー環境で動作し ます。 ネ ッ ト ワークは 1 つま
たは複数のブー ト
サーバーで構成 され、 ネ ッ ト ワー ク全体の複数のコ ン ピ ュータ にブー
ト
イメージを提供します。QLogic への MBA モジ ュールの実装は、 以下の環境での動
作テス ト が完了 し ています。
Linux Red Hat PXE サーバー : QLogic の PXE クライアントは、 リモートブー
ト、 ネッ トワークリソースの使用 (
NFS マウン ト など)、 Linux のインス トールが
可能です。 リ モー ト ブー ト の場合、
Linux ユニバーサルド ライバは QLogic
Universal Network Driver Interface
(UNDI)をシームレスにバインドするため、
Linux リモートブート式のクライアント環境でネッ トワークインタフェースが利
用できるよ う にな り ます。
Intel APITEST : QLogic PXE ドライバは、すべての API 準拠テス ト ス イー ト に
合格し ています。