Users Guide
7–Linux ドライバソフトウェア
オプシ ョ ン プロパテ ィ のための値の設定
46 BC0054508-04 J
num_queues
オプシ ョ ンパラ メータ num_queues を使用して、 multi_mode が 1 に設定され、
割り込みモードが
MSI-X に設定されている場合に、 キューの数を設定で き ます。 割 り
込みモー ド が
MSI-X と異なる場合 (45 ページの 「int_mode」 を参照)、 キ ューの数は
1
に設定 され、 このパラ メ ー タの値は破棄 されます。
pri_map
オプシ ョ ンパラ メータ pri_map を使用する と、 VLAN PRI 値または IP DSCP 値が
ハー ド ウ ェ ア内の異なる
CoS または同 じ CoS にマップされます。 この 32 ビット パラ
メタは、 ドライバによって
8 つの 4 ビ ッ ト の値と し て評価されます。 この値によ っ て、
その優先度に必要なハー ド ウ ェ アキュ ー数が設定されます。 た と えば、
pri_map を
0x11110000
に設定する と、 優先度 0 ~ 3 は CoS 0 にマ ップされ、 優先度 4 ~ 7 は
CoS 1
にマッ プされます。
bnx2i ドライバのパラメータ
オプシ ョ ンパラ メータ en_tcp_dack、 error_mask1、および error_mask2 は、
bnx2i の insmod または modprobe コマンドのコマンドライン引数として指定でき
ます。
error_mask1 および error_mask2
Config FW iSCSI Error Mask # は、 警告または致命的エ ラーと し て処理 される特定
の
iSCSI プロ ト コル違反を設定する ために使用されます。 すべての致命的な iSCSI プ
ロ ト コル違反は、 セ ッ シ ョ ン
リカバリ (ERL 0) の原因にな り ます。 これらはビ ッ ト マ
スクです。
デフ ォル ト : すべての違反はエラーと して処理されます。
en_tcp_dack
Enable TCP Delayed ACK (TCP 遅延 ACK の有効化) は、 オ フ ロー ド iSCSI 接続
で
TCP 遅延 ACK 機能を有効および無効に し ます。
デフォルト :
TCP 遅延 ACK がイネーブルされます。 例 :
insmod bnx2i.ko en_tcp_dack=0
または
modprobe bnx2i en_tcp_dack=0
注意
結果について不明な場合は、 error_mask を使用しないで く ださい。 これらの
値は、
QLogic 開発チーム と ケースバイ ケースで検討されます。 このパラ メ ー タ
は、 タ ーゲ ッ ト 側で
iSCSI の実装の問題を回避するための メ カ ニズムであ り 、
iSCSI プ ロ ト コルの詳細に関する正し い知識がない場合、 これらのパラ メ ー タ を
試さないことをお勧めします。