Users Guide
7–Linux ドライバソフトウェア
Linux iSCSI オフロード
57 BC0054508-04 J
ユーザーアプリケーション iscsiuio
iSCSI 接続を試行する前に、 iscsiuio デーモンを インス ト ールし て実行し ます。 デーモ
ンの支援がなければ、 ド ラ イバは
iSCSI ターゲ ッ ト への接続を確立で き ません。
iscsiuio デーモンをインストールして実行するには、次の手順を実行します。
1. 次のよ う に iscsiuio ソースパッケージをインストールします。
# tar -xvzf iscsiuio-<version>.tar.gz
2. 次のよ う に iscsiuio が抽出されるデ ィ レ ク ト リ に移動し ます。
# cd iscsiuio-<version>
3. 次のよ う に コ ンパイルし てイ ンス ト ールし ます。
# ./configure
# make
# make install
4. iscsiuio のバージ ョ ンが以下のよ う に ソースパ ッ ケージ と一致 し ている こ と を確認
します。
# iscsiuio -v
5. 次のよ う に iscsiuio を起動します。
# iscsiuio
iSCSI
ターゲットを
QLogic iSCSI
トランスポート名にバインドする
デフォルトでは、 Open-iSCSI デーモンは、 ソ フ ト ウ ェ アイニシエータ (transport
name = 'tcp'
)を使用して、検出されたターゲットに接続します。iSCSI 接続を
C-NIC
デバイ スにオ フ ロー ド するには、 iSCSI iface の ト ラ ンスポー ト 結合を明示的に
変更する必要があ り ます。 次のよ う に
iscsiadm CLI ユーテ ィ リ テ ィ を使用し てバイン
デ ィ ング変更を実行します。
iscsiadm -m iface -I <iface_file_name> -n iface.transport_name -v
bnx2i -o update
ここでは
iface ファイルに SLES 11 SP1 のための次の情報が含まれます。
iface.net_ifacename = ethX
iface.iscsi_ifacename = <name of the iface file>
iface.hwaddress = xx:xx:xx:xx:xx:xx
iface.ipaddress = XX.XX.XX.XX
iface.transport_name = bnx2i
iface.hwaddress が小文字にな っ ている こ と を確認し ます。