Users Guide
8–VMware ドライバソフトウェア
ネ ッ ト ワー ク構築サポー ト 、 ド ラ イバ
64 BC0054508-04 J
enable_default_queue_filters
オプシ ョ ンのパラ メータの enable_default_queue_filters を使用して、 デ
フ ォル ト キ ューでの分類フ ィ ル タ を有効に し ます。 ハー ド ウ ェ アは、 アダプ タ のポー ト
全体で等 し く 分割される合計
512 の分類フ ィ ルタ をサポー ト し ます。 例えば、 ク ア ッ ド
ポー ト アダプ タ には、 各ポー ト に
128 のフ ィルタがあります。 NPAR の構成では、
フ ィ ルタはデフ ォル ト のキューに適用され、 同じ物理ポー ト に属するパーテ ィ シ ョ ン間
での ト ラ フ ィ ッ ク切り替えをサポー ト し ます。
フ ィ ルタの数がハー ド ウ ェ アによ る制限数を超え る と 、「Rx filters on NetQ Rx
Queue 0 exhausted
」(NetQ Rx Queue 0 の Rx フィルタをすべて使い切ってい
ます) のメ ッ セージが
vmkernel ログに表示されます。 このメ ッセージは、 ハードウェ
アのフ ィ ル タの上限数に達し た こ と 、 これ以上のエ ン ト リは追加で き ない こ と を意味 し
ます。
enable_default_queue_filters パラメータを 0 に設定する こ と で、
デフォルトキューのフ ィルタを無効にすることができます。 これでパーティショ ン間の
ト ラ フ ィ ッ ク切 り 替えが無効にな り ます。
enable_live_grcdump
enable_live_grcdump パラ メータを使用して、どのフ ァームウェアのダンプがト ラ
ブルの解決のために収集 されるかを示 し ます。 有効な値は次のと お り です。
デフ ォル ト 設定はほと んどの状況に適し ています。 サポー ト チームから要求され
た場合を除いて、 デ フ ォル ト 値は変更 し ないで く だ さ い。
ドライバのデフォルト
bnx2x VMware ESXi ド ラ イバのデ フ ォル ト は以下の と お り です。
速度 :通知されているすべての速度で自動ネゴシエーション
Flow Control
/
フロー
コントロール:通知されている
RX
と
TX
で自動ネゴシエーシ ョ ン
MTU : 1500 (範囲 46 ~ 9600)
Rx Ring Size (Rx リング サイズ) : 4078 ( 範囲 0–4078)
Tx Ring Size
(Tx リングサイズ):4078 (範囲 (MAX_SKB_FRAGS+4) ~ 4078)。
MAX_SKB_FRAGS は、 カーネルやアーキテ ク チ ャ によ っ て異な り ます。 x86 の 2.6
カーネルでは、 MAX_SKB_FRAGS は 18 です。
Coalesce RX Microseconds (連結 RX マイクロ秒) :25 ( 範囲 0–3000)
Coalesce TX Microseconds
(連結 TX マ イ ク ロ秒) : 50 (範囲 0 ~ 12288)
値
説明
0x0
ライブグローバルレジスタコントローラ (GRC)のダンプを無効化
0x1
パリティ / ライブ GRC のダンプ を有効化 (デフ ォル ト )
0x2
送信タ イムアウ ト GRC ダンプを有効化
0x4
統計タ イムアウ ト GRC ダンプを有効化