Users Guide
46 システムイベントと記憶装置のモニタ
メモ : 弊社では、最適なシステムパフォーマンスを得るために、巡回読み取
りの頻度やその他の設定をデフォルト値のまま変更しないことをお勧めして
います。設定値を変更する場合は、必要に応じて後から元に戻せるように、
オリジナルのデフォルト値を以下に記載しておいてください。
巡回読み取りの頻度:
___________________
連続巡回: 有効 / 無効
巡回読み取りのタスクレート:
___________________
7
(オプション)巡回読み取りを一定間隔で実行せずに、バックグラウンドで
連続して実行したい場合は、
Continuous Patrolling
(連続巡回)を選
択します。
連続巡回
を選択すると、間隔フィールドが灰色で表示されます。
8
Go
(実行)をクリックして、上記の巡回読み取りのプロパティを有効にし
ます。
メモ : 巡回読み取りの進行状況は、実行中には報告されません。巡回読み取
りのステータスは、イベントログでのみ報告されます。
巡回読み取りのタスクレートを変更するオプションがあります。タスクレートは、
巡回読み取りの実行時に巡回読み取り用に確保されるシステムリソースの量を指
定します。ただし、弊社では巡回読み取りのタスクレートをデフォルト設定のま
ま変更しないことをお勧めしています。タスクレートをデフォルト値より大きく
設定すると、フォアグラウンドタスクの実行速度が遅くなり、システムが応答し
ていないように感じる場合があります。巡回読み取りのタスクレートの詳細に関
しては、調整可能なタスクレートの変更を参照してください。
仮想ディスクのモニタ
Dell SAS RAID Storage Manager
が実行中の場合、すべての仮想ディスクのス
テータスが表示されます。仮想ディスクが正常に動作していれば、そのアイコン
は
のように表示されます。仮想ディスクが劣化モードで動作していると(例
えば、物理ディスクが故障している場合など)、アイコンの右側に黄色の小さな丸
が表示されます。(デバイスアイコンの完全なリストに関しては、物理およ
び論理表示パネルを参照してください。)
Dell PERC 5/i
コントローラおよび
Dell PERC 6/i
コントローラで論理タブを選択
すると、
Dell SAS RAID Storage Manager
ウィンドウの左パネルに仮想ディス
クごとに使用される物理ディスクが表示されます。複数の仮想ディスクで同じ物
理ディスクを使用することができます。