Microsoft Windows 向け HP Operations Manager 9.0 用 Dell Smart Plug-in バージョン 4.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます。 この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産法 で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。本書 で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2014 - 12 Rev.
目次 Microsoft Windows 向け HPOM 用 Dell SPI について.........................................................4 Dell SPI のインストールの必要条件......................................................................................5 管理サーバーのソフトウェア要件..................................................................................................................... 5 管理下システムのソフトウェア要件................................................................................................................. 5 対応ファームウェアバージョン...................
Microsoft Windows 向け HPOM 用 Dell SPI に ついて 『Microsoft Windows 向け Hewlett Packard Operations Manager(HPOM)9.0 用 Dell Smart Plug-in(SPI)バージョ ン 4.
Dell SPI のインストールの必要条件 Dell SPI のインストールの要件は次のとおりです。 • • • • Windows 管理サーバー用 HPOM 9.0 にのみ Dell SPI をインストールする。 HPOM 管理サーバーにシステム管理者および HP_OVE_ADMIN 権限があることを確認する。 ESXi を実行している Dell システムを監視するための WinRM 権限があることを確認する。 管理サーバーに.Net Framework 3.5 がインストールされていることを確認する。 管理サーバーのソフトウェア要件 以下の表は管理サーバーのソフトウェア要件を示しています。 表 1. 管理サーバーのソフトウェア要件 要件 説明 Microsoft Windows 向け HPOM 9.0 用 Dell SPI Microsoft Windows 向け HPOM 9.
メモ: すべての管理下システムで DNS が正しく設定されていることを確認し、管理下ノードに DNS 名前 解決が可能な完全修飾ドメイン名(FQDN)があることを確認します。 表 2.
Dell デバイス 対応 OMSA バージョン 対応ファームウェアバージョン CMC 該当なし 4.45 および 4.50 VRTX CMC 該当なし 1.2 および 1.3 FX2 CMC 該当なし 1.1 Dell Compellent ストレージアレイ 該当なし 6.4.3 および 6.5.1 Dell EqualLogic PS-Series ストレー ジアレイ 該当なし 6.0 および 7.0 PowerVault MD ストレージアレイ 該当なし 07.84.47.60、07.84.53.60、および 08.10.03.00 Dell PowerVault NX 第 9 世代(9 G) 7.2~7.4 ~第 12 世代(12 G)ストレージア レイ Dell ネットワークスイッチ 該当なし 該当なし • S-Series – S25(8.4.2.7) – S50(8.4.2.7) – S55(8.3.5.5) – S60(8.3.3.9) – S4810(9.2 および 9.3) • – S4820T(9.2 および 9.
Microsoft Windows 向け HPOM 用 Dell SPI の インストール Dell SPI をインストールする前に、HPOM コンソールを閉じる必要があります。 HPOM 管理サーバーに Dell SPI をインストールするには次の手順を実行します。 1. デルサポートサイト dell.com/support から Dell SPI インストーラをダウンロードしてください。 2. 管理サーバーで Dell_Smart_Plug-in v4.0_Axx.exe を解凍します。 3. 4. Dell_Smart_Plug-in v4.0_Axx.exe を解凍したディレクトリに移動して、Dell Smart Plug-in v4.0_x64.msi を実行 します。 ようこそ 画面で、次へ をクリックします。 5. ライセンス契約に同意する オプションを選択して 次へ をクリックします。 6. 対応マニュアルと場所 画面で、次へ をクリックします。 7. インストール先フォルダ 画面で、次へ をクリックして Dell Smart Plug-in v 4.
図 1. インストール後の Dell ハードウェアサービスの階層 1. 2. 3. 4. Dell シャーシ a. CMC b. DRAC MC c. VRTX CMC d. FX2 CMC Dell DRAC a. DRAC5 b. iDRAC6 モジュラー c. iDRAC6 モノリシック d. iDRAC7 Modular(iDRAC7 モジュラー) e. iDRAC7 Monolithic(iDRAC7 モノリシック) Dell ネットワークスイッチ a. 8000 | 8100 シリーズスイッチ b. M シリーズスイッチ c. S シリーズスイッチ d.
5. – a. ESXi Servers(ESXi サーバー) b. Linux Servers(Linux サーバー) c. Windows Servers(Windows サーバー) Dell ストレージ a. Compellent ストレージアレイ b. EqualLogic PS シリーズストレージアレイ c. PowerVault MD ストレージアレイ d. PowerVault NX ストレージアレイ Dell SPI ライセンス メモ: 自動グループ分けポリシーが完了すると、Dell SPI 使用許諾サービスが表示されます。 • ノード階層 図 2. インストール後の Dell ハードウェアノードの階層 – Dell 管理下システム a. b. 10 Dell シャーシ 1. CMC 2. DRAC MC 3. VRTX CMC 4.
c. d. e. 1. DRAC5 2. iDRAC6 モジュラー 3. iDRAC6 モノリシック 4. iDRAC7 Modular(iDRAC7 モジュラー) 5. iDRAC7 Monolithic(iDRAC7 モノリシック) Dell ネットワークスイッチ 1. 8000 | 8100 シリーズスイッチ 2. M シリーズスイッチ 3. S シリーズスイッチ 4. Z シリーズスイッチ Dell サーバー 1. Modular Servers(モジュラーサーバー) 2. Monolithic Servers(モノリシックサーバー) Dell ストレージ 1. 2. Compellent ストレージアレイ 2. EqualLogic PS シリーズストレージアレイ 3. PowerVault MD ストレージアレイ 4. PowerVault NX ストレージアレイ f. 応答のない Dell デバイス ポリシー管理 → ポリシーグループ → Dell デバイス用 SPI と移動します。 a.
• Dell EqualLogic トラップ(手動確認) • Dell MD ストレージアレイスケジュール済みステータスポーリング • Dell PowerVault MD ストレージアレイのトラップ(手動確認) • Dell PowerVault NX ストレージアレイスケジュール済みステータスポーリング d. Dell デバイス用 SPI → Dell スイッチ に次のポリシーが存在することを確認します。 3. 4.
b. 以下のツールは、ツール → Dell ツール → Dell シャーシ に表示されます。 • CMC コンソール • DRAC/MC コンソール c. 以下のツールは、ツール → Dell ツール → DellDRAC に表示されます。 • DRAC コンソール • OpenManage Server Administrator コンソール d. 以下のツールは、ツール → Dell ツール → Dell ネットワークスイッチ に表示されます。 • 8000 | 8100 スイッチ – • OpenManage Switch Administrator コンソール Dell OpenManage Network Manager コンソール • デルのスイッチの Telnet ツール e. 以下のツールは、ツール → Dell ツール → Dell サーバー に表示されます。 f.
次に行う手順 Dell SPI のインストール後、サポートされている Dell デバイス用の SNMP パラメータ、OOB サーバー監視用の DCLM パラメータ、および ESXi システム用の WSMAN パラメータを設定し、管理サーバーと Dell システムと の間の通信が正しく確立されることを確認します。通信パラメータを設定するには、Dell SPI の一部である DellSPICongfigUtility.
表 4. コマンドラインオプション オプション 説明 -snmptimeout ミリセカンドの単位で SNMP タイムアウト値を指定 します。デフォルト値は 5000 (5 秒)。100 ミリセカ ンドから 4294967290 ミリセカンドまでの値を設定し ます。 -snmpretries SNMP の再試行数を指定します。デフォルト値は 1 です。 - dwsurl Dell OpenManage Server Administrator ウェブサーバー コンソール URL を指定します。 -dclmwebserviceurl DCLM の URL を指定します。 例: http://dclmserver.domain.com:8543/ -dclmusername 基本的な認証でのログインのための DCLM ユーザー 名を指定します。 例: domain\username -dclmpassword 基本的な認証でのログインのための DCLM パスワー ドを指定します。 -getall すべてのオプションの値を指定し、それらを画面に 表示します。このオプションは、次のパラ
オプション 説明 -wsmancncheck 共通名(CN)の認証を省略します。値は yes または no のいずれかです。デフォルト値は no です。この 値を yes に設定すると、共通名がチェックされます。 -wsmanrevocationcheck WSMAN 接続がサーバー証明書の失効状態を検証す るかどうかを指定します。値は yes または no で す。デフォルト値は no です。この値を yes に設定す ると、サーバー証明書の失効ステータスのチェック がされます。 -wsmantimeout ミリセカンドの単位で WSMAN タイムアウト値を指 定します。デフォルト値は 30000 (30 秒)。500 ミリ セカンドから 4294967290 ミリセカンドまでの値を設 定します。 Dell SPI 設定ユーティリティの使用 Dell SPI 設定ユーティリティを使用するには、次の手順を実行します。 1. 管理サーバーでコマンドプロンプトを起動します。 2. DellSPIConfigUtility.exe に移動します。 デフォルトの場所は、C:\Program Fi
Dell Connections License Manager パラメータの設定 Dell Connections License Manager (DCLM) のパラメータを設定するには、次の手順を実行します。 1. Dell Connections License Manager をインストールします。 2. 詳細に関しては、dell.com/support/manuals で『Dell Connections License Manager バージョン x.x インストー ルガイド』を参照してください。 管理サーバーでコマンドプロンプトを起動します。 DellSPIConfigUtility.exe に移動します。 デフォルトの場所は、C:\Program Files\Dell\OpenManage Connection for HP です。 3. 4. Dell Connections License Manager のウェブサービス URL を次のコマンドを入力して設定します。 DellSPIConfigUtility.
保証レポート URL の設定 保証 URL は、デフォルトで、Dell SPI に設定されています。デフォルトの保証 URL を変更するには、 DellSPIConfigUtility.exe を使用して、次の手順を実行します。 1. 管理サーバーでコマンドプロンプトを起動します。 2. DellSPIConfigUtility.exe に移動します。 デフォルトの場所は、C:\Program Files\Dell\OpenManage Connection for HP です。 3. デルの 保証レポート URL を設定するには、次のコマンドを入力します。 DellSPIConfigUtility.exe -warrantyurl="<保証 URL>" 保証レポート URL は、HPOM コンソールに設定されています。 Modular Dell Disk(MD)Storage Manager コンソールの設定 Dell Modular Disk(MD)Storage Manager コンソールを設定するには、次の手順を実行します。 1.
デフォルトの URL は https://localhost:8643/powercenter です。 メモ: OMPC コンソールは、HPOM サーバーと同じサーバーに OMPC がインストールされている場合 にのみ、デフォルトの URL を使って正常に起動されます。OMPC が別のサーバーにインストールさ れている場合は、該当する OMPC がインストールされた OMPC サーバーの URL を取得し、OMPC URL を設定します。 • 7. 例: https://10.94.145.132:8643/powercenter • 例:https://hpom1w2k8r2.hpdom.com:8643/powercenter 適用、OK の順にクリックします。 OMPC コンソール が HPOM コンソールに設定されました。 Dell OpenManage Essentials(OME)ツールの設定 Dell OME ツールを設定するには、次の手順を実行します。 1. 2. 3. OpenManage Essentials(OME)をインストールします。 詳細に関しては、dell.
4. Dell OpenManage Network Manager コンソールプロパティ ウィンドウで、詳細 タブをクリックします。 5. コマンドタイプ:(必須) ドロップダウンリストで、URL を選択します。 6. コマンド:(必須) ボックスに、Dell OpenManage Network Manager コンソールの URL を入力します。 デフォルトの URL は https://localhost:8080 です。 メモ: Dell OpenManage Network Manager コンソール は、HPOM サーバーと同じサーバーに OMNM が インストールされている場合にのみ、デフォルトの URL を使って正常に起動されます。OMNM が 別のサーバーにインストールされている場合は、該当する OMNM サーバーの URL を取得し、OMNM URL を設定します。 7. • 例: https://:8080 • 例:https://10.94.149.172:8080 • 例:https://hpom1w2k8r2.
Dell スイッチの Telnet ツールは、HPOM コンソールに設定されています。 Dell 自動グループ化ポリシー用スケジュールの設定 Dell のポリシーのスケジュールを設定するには、次の手順を実行します。 1. ポリシー管理 → ポリシーグループ → Dell Devices 用 SPI をクリックします。 2. Dell ポリシーのリストで Dell ハードウェア自動グループ化ポリシー を右クリックし、すべてのタスク → 編集をクリックします。 Dell ハードウェア自動グループ化ポリシー [4.0] (スケジュールされたタスク) の画面が表示されます。 3. 4. 5.
図 3.
Connections License Manager ドメイングルー プの作成 Dell Connections License Manager のインストール中、Windows Server Active Directory 内に次のグループが作成 されます。 • Dell Connections License 管理者 • Dell Connections License オペレータ • Dell Connections License ユーザー 上記のドメイングループがインストール中に自動的に作成されない場合は、グループを手動で作成します。 ドメインを作成してドメインにユーザーを追加するには、Microsoft(technet.microsoft.
Dell デバイスの削除 Dell デバイスを HPOM コンソールから取り外すには、次の手順を実行します。 1. 2. HPOM コンソールから Dell デバイスを取り外すには、 「HP Operations Manager オンラインヘルプ」の「ノ ードの管理」にある、「管理対象ノードの削除、コピー、移動」の項を参照してください。 HPOM コンソールから iDRAC 7 のデバイスを削除する前に、次の手順を実行して、取得した Dell Connections License を解除します。 a. 管理サーバーでコマンドプロンプトを起動します。 b. DellSPIConfigUtility.exe に移動します。 デフォルトの場所は、C:\Program Files\Dell\OpenManage Connection for HP です。 c. 次のコマンドを入力します。 DellSPIConfigUtility.
インストーラの修復オプションの使用 Dell デバイス用 SPI ポリシーグループ、または管理サーバーのポリシーインベントリからポリシーを誤って削 除した場合、Dell SPI インストーラの 修復 オプションを使用してポリシーを再インストールします。 この 修復 オプションは、欠落している Dell SPI ポリシーをインストールし、管理サーバー上で自動的にすべ てのポリシーを展開します。修復 オプションをお使いになる前に、HPOM コンソールの HPOM 管理サーバー ノードから、すべての Dell SPI ポリシーを削除するか、または展開解除するようにしてください。 メモ: ポリシーの変更を行った後に削除した場合、修復 オプションではポリシーのオリジナルバージョ ンのみをインストールします。必要に応じて、ポリシーを再度変更してください。修復オプションは、 インストール手順中に Dell SPI の設定を維持 にチェックを入れていない場合に限り、SNMP、WSMAN、 DWSURL、DCLM Webservice URL、および保証レポートの URL パラメータの値をすべてデフォルト値にリ セットします。
DellSPIConfigUtility.
Dell SPI バージョン 3.0 からのアップグレー ド Dell SPI のバージョン 3.0 が管理サーバーにインストールされている場合、それをバージョン 4.0 にアップグレ ードすることができます。 バージョン 3.0 からアップグレードすると、既存ポリシーもバージョン 4.0 に更新され、既存の Dell グループ は自動的にノード および サービス から削除され、再度作成されます。 メモ: アップグレードプロセスでは、ポリシーファイルのスケジュール設定は維持されません。ただし、 DellSPIConfigUtility.exe 使用して設定されたパラメータは保持されます。 Dell SPI のアップグレード 1. 解凍先のフォルダから Dell Smart Plug-In v4.0msi を実行します。 2. ようこそ スクリーンが表示されます。Dell SPI の別バージョンがインストールされており、新しいバージ ョンにアップグレードしたいかどうかをたずねるメッセージも表示されます。 はい をクリックしてインストールを続行します。 3.
Microsoft Windows 向け HPOM 用 Dell SPI の アンインストール Dell SPI のアンインストールは、Windows のコントロールパネル、または Dell SPI インストーラの 削除 オプシ ョンから行うことができます。Dell SPI をアンインストールする際、ファイルやスクリプトといった Dell SPI コンポーネントは、インストールされているシステムから削除されます。 Dell SPI をアンインストールする前に、次の要件が満たされていることを確認します。 • 管理サーバー上で Dell ポリシーが実行されていないこと。 • HPOM コンソール上の HPOM 管理サーバーから、すべての Dell SPI ポリシーが削除または展開解除されて いること。 Dell SPI ディレクトリが閉じていること。 • 注意: HPOM をアンインストールする前に、Dell SPI をアンインストールしてください。HPOM を先にア ンインストールしてから Dell SPI をアンインストールしようとすると、アンインストールプロセスがエ ラーを伴って失敗する場合があり
3. 削除 を選択し、次へ をクリックします。 プログラムの削除 画面が表示されます。 4. プログラムの削除 画面で、削除 をクリックします。 HP Operations Manager 用 Dell SPI v 4.0 が管理サーバーから削除されます。 Dell SPI のアンインストールの確認 Dell SPI が管理サーバーから完全にアンインストールされたことを確認するには、次の手順を実行します。 1. 2. HPOM コンソールからポリシー管理 → ポリシーグループをクリックし、Dell デバイス用 SPI が削除され ていることを確認します。 ノード をクリックし、Dell 管理下システムグループ が削除されたことを確認します。 3. サービス → システムインフラストラクチャ とクリックし、すべての Dell デバイスの Dell ハードウェア サービス、Dell SPI ライセンス サービス、およびサービスツリーが削除されたことを確認します。 4. ツール をクリックし、Dell ツール フォルダが削除されたことを確認します。 5.
関連文書 本ガイドに加え、デルサポートサイト dell.com/support/manuals で利用できる次のガイドにアクセスすること ができます。マニュアルページで、ソフトウェアとセキュリティ → エンタープライズシステム管理 をクリ ックします。右側の該当する製品リンクをクリックして、マニュアルにアクセスします。 たとえば、Dell SPI マニュアルを表示するには、ソフトウェアとセキュリティ → エンタープライズシステム 管理 → Microsoft Windows 向け HP Operations Manager バージョン 9.0 用 Dell Smart Plug-in をクリックします。 • • • • • • • • • • • • • Microsoft Windows 向け HP Operations Manager 9.0 用 Dell Smart Plug-in バージョン 4.