Administrator Guide
前提条件
• Storage Center の QoS プロファイルをユーザーが設定できるようにするには、Storage Center のプリファランス設定で、QoS プ
ロファイルの選択を許可する オプションが選択されている必要があります。
• QoS プロファイルを適用可能にするには、Storage Center のストレージ設定ページで QoS 制限が有効 と サーバロードイコライ
ザが有効 オプションを選択する必要があります。
手順
1. Storage Manager Client が Data Collector に接続されている場合は、ストレージ ビューで Storage Center を選択します。
2. ストレージ タブのナビゲーション タブで、QoS プロファイル を右クリックし、QoS プロファイルの作成 を選択します。
QoS プロファイルの作成 ダイアログボックスが開きます。
3. QoS プロファイルを設定します。
a) 名前 フィールドに、QoS プロファイルの名前を入力します。
b) プロファイルタイプの選択:ボリューム QoS プロファイル または グループ QoS プロファイル のいずれか。
c) (ボリューム QoS プロファイルのみのオプション)相対優先順位 フィールドで、他の QoS プロファイルと比較して優先順位
を識別する数値を入力します。
d) (ボリューム QoS プロファイルのオプションのみ)[遅延しきい値アラートの有効化]を選択し、レイテンシーしきい値アラ
ートの値を ms 単位で入力します。
e) (オプション)[IOPS による制限]を選択し、許可される IOPS の最大値を入力します。
f) (オプション)[帯域幅による制限]を選択し、許可される MB/秒の最大値を入力します。
4. OK をクリックします。
QoS プロファイルの編集
QoS プロファイルを修正して、QoS の適用先となるボリュームまたはグループの QoS を制御する属性を変更します。
手順
1. Storage Manager Client が Data Collector に接続されている場合は、ストレージ ビューで Storage Center を選択します。
2. ストレージ タブのナビゲーションタブで、QoS プロファイル を右クリックし、設定の編集 を選択します。
QoS プロファイルの編集 ダイアログボックスが表示されます。
3. 値の変更が許可されているフィールドについて、値を変更します。プロファイルタイプ フィールドは変更できません。
4. OK をクリックします。
QoS ボリュームプロファイルの削除
ボリュームの QoS プロファイルを削除します。
前提条件
現在どのボリュームでも使用されていない QoS プロファイルのみ削除できます。ボリュームが割り当てられていない場合であっ
ても、デフォルトの QoS ボリュームプロファイルは削除できません。グループ QoS プロファイルは、削除や再割り当てを行うこと
ができます。ただし、ボリューム QoS プロファイルは、再割り当てのみ行うことができます。
手順
1. Storage Manager Client が Data Collector に接続されている場合は、ストレージ ビューで Storage Center を選択します。
2. ストレージ タブのナビゲーション タブで、QoS プロファイル を展開し、削除するプロファイルを選択します。
3. プロファイルを右クリックし、削除 を選択します。
確認ダイアログボックスが開き、削除の承認を求められます。
4. OK をクリックします。
ボリュームへの QoS プロファイルの適用
以前に定義された QoS プロファイルをボリュームに適用します。
136 Storage Center の管理