Administrator Guide
8. 指示に従って、交換用の電源装置を挿入します。次へ をクリックして交換を確認します。
この検証に失敗した場合は、エラーメッセージが表示されます。エラーが修正され、検証されると、次の手順に進むことができ
ます。
9. 終了 をクリックしてウィザードを終了します。
バックエンドポートの設定
デフォルトバックエンドポートの設定の生成 ダイアログボックスを使用して、CT-SC040、SC8000、または SC9000 コントローラ
でバックエンドポートを設定します。ポートを設定した後は、エンクロージャの接続に使用できます。
前提条件
• CT-SC040、SC8000、または SC9000 コントローラのみをサポートします。
• 以前、Storage Center の設定中には、バックエンドポートは設定されませんでした。
• エンクロージャは、ポートに接続されている必要があります。
手順
1. Storage Manager Client が Data Collector に接続されている場合は、ストレージ ビューで Storage Center を選択します。
2. ストレージ タブをクリックします。
3. ストレージ タブのナビゲーションペインで、フォールトドメイン をクリックします。
4. デフォルトバックエンドポートの設定の生成 をクリックします。
デフォルトバックエンドポートの設定の生成 ダイアログボックスが開いて、すべての SAS ポートの状態が表示されます。
5. ポートを選択して 完了 をクリックし、アップ ステータスの SAS ポートをバックエンドポートとして設定します。
I/O カード変更の管理
I/O カード変更の設定 ウィザードを使用すると、Storage Center コントローラ内の I/O カードを移動、交換、アップグレード、また
は再利用するタスクが容易になります。物理 I/O カードの変更後に、このウィザードを使用して、ポートごとに I/O カードハードウ
ェアの変更を設定します。このウィザードは通常、I/O カードまたはコントローラのアップグレード時に使用されます。
このタスクについて
各ローカルポートに対して、以下を指定することができます。
• I/O カードを既存の設定にリンクするかどうか
• I/O カードが新規のハードウェアであるかどうか
• 取り外された I/O カードの設定を削除するかどうか
ウィザードは次のアクションを案内します。
• I/O カードと既存のポート設定の関連付け
• どの I/O カードが新規のハードウェアであるかの表示
• 取り外された I/O カードの設定の削除
ウィザードを使用する前に、以下に注意する必要があります。
• 変更は、認定インストーラが実行するか、テクニカルサポートの支援を受けながら実行する必要があります。
• 少なくとも 1 つのバックエンドポートが元の位置に残っている必要があります。
• 変更を有効にするには、コントローラの再起動が必要です。
• コントローラが交換されて、すべてのハードウェア設定の変更が完了するまで、どのポートも再調整しないでください。
ハードウェア変更の計画
起動時に、Storage Center はバックエンドターゲットで設定を検索します。コントローラは設定情報なしに起動できないので、コン
トローラ交換手順中はバックエンドアクセスを維持する必要があります。これには、次の 2 つの方法があります。
このタスクについて
• 新しいハードウェア設定で、古いハードウェア設定と同様に定義され、接続された少なくとも 1 つの共有バックエンドスロッ
ト / ポートを維持します。
• 新規のハードウェア設定で undefined となっているポートにバックエンドを接続します。Storage Center は、スロット /
ポートに undefined のマークが付いている場合でも、iSCSI ターゲットを検出し、ドライブから起動設定を取得できます。
286 Storage Center のメンテナンス