Owners Manual
関連参照文献
安全にお使いいただくために 、p. 48
関連タスク
システム内部の作業を始める前に 、p. 49
Trusted Platform Module(TPM)の取り付け 、p. 124
Trusted Platform Module 、p. 123
システム内部の作業を終えた後に 、p. 49
BitLocker ユーザー向け TPM の初期化 、p. 125
TXT ユーザー向け TPM の初期化 、p. 125
簡易復元機能を使用したサービスタグの復元
Easy Restore(簡易復元)機能を使用することにより、システム基板を交換した後もお使いのシステムのサービスタグ、ライセン
ス、UEFI 構成、およびシステム設定データを復元することができます。すべてのデータは自動的にバックアップフラッシュデバイ
スに自動的にバックアップされます。BIOS がバックフラッシュデバイスで新しいシステム基板とサービスタグを検知したら、BIOS
はユーザーにバックアップ情報を復元するプロンプトを表示します。
手順
1. システムの電源を入れます。
BIOS が新しいシステム基板を検出した場合、またサービスタグがバックアップフラッシュデバイスにある場合、BIOS はサービ
スタグ、ライセンスのステータス、および UEFI 診断 バージョンを表示します。
2. 次のいずれかの手順を実行します。
復元プロセスが完了したら、BIOS はシステムの設定データの復元を促すプロンプトを表示します。
3. 次のいずれかの手順を実行します。
• [Y] を押して、システムの設定データを復元します。
• [N] を押して、デフォルトの構成設定を使用します。
復元プロセスが完了すると、システムは再起動します。
セットアップユーティリティを使用したシステムサービスタグの入力
Easy Restore(簡単な復元)がサービスタグの復元に失敗した場合は、セットアップユーティリティを使用してサービスタグを入力
します。
手順
1. システムの電源を入れます。
2. F2 キーを押して System Setup(セットアップユーティリティ)を起動します。
3. Service Tag Settings(サービスタグ設定)をクリックします。
4. サービスタグを入力します。
メモ: Service Tag(サービスタグ)フィールドが空欄の場合にのみサービスタグを入力できます。正しいサービスタグを入
力するようにしてください。一度サービスタグが入力されると、アップデートも変更することもできません。
5. OK をクリックします。
6. 新規または既存の iDRAC Enterprise ライセンスをインポートします。
詳細に関しては、Dell.com/idracmanuals で『Integrated Dell Remote Access Controller User's Guide
』(
Integrated Dell Remote
Access Controller
ユ
ー
ザ
ー
ズガイド)
を参照してください。
Trusted Platform Module
Trusted Platform Module(TPM)は、暗号化キーをデバイスに統合することによってハードウェアをセキュアにするために設計され
た専用マイクロプロセッサです。ソフトウェアは Trusted Platform Module を使用してハードウェアデバイスを認証できます。各
TPM チップには、製造時に固有のシークレット RSA キーが焼き付けられており、プラットフォーム認証を実行することができま
す。
システムコンポーネントの取り付けと取り外し 123