Administrator Guide
• FluidFS クラスタをドメインに参加させる前に、OU 管理者は FluidFS クラスタのコンピュータオブジェクトを作成する必
要があります(OU 内では管理する権限が提供されます)。FluidFS クラスタのコンピュータオブジェクト名と、参加時に
使用される NetBIOS 名は一致する必要があります。FluidFS クラスタのコンピュータオブジェクトを作成するときに、ド
メインに参加させる許可の ユーザー フィールドまたは グループ フィールドで、OU 管理者アカウントを選択します。こ
の結果、OU 管理者の資格情報を使用して FluidFS クラスタを参加させることができるようになります。
• FluidFS クラスタでは、すべてのユーザーに対する tokenGroups 属性の読み取りアクセスが必要です。すべてのドメインコンピ
ュータに対する Active Directory のデフォルト設定では、tokenGroups 属性への読み取りアクセスが許可されます。許可が与え
られていない場合、ネストされたグループまたは OU 内の Active Directory ドメインユーザーには Access Denied(アクセス拒
否)エラーが発生し、ネストされた OU またはグループ内にないユーザーには、アクセスが許可されます。
• Active Directory サーバおよび FluidFS クラスタは、時刻について共通ソースを使用する必要があります。
• FluidFS クラスタが DNS を使用するよう設定する必要があります。指定した DNS サーバは、Active Directory ドメインコントロ
ーラが使用するものと同じである必要があります。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、クライアントのアクセス性 を選択します。
4. ディレクトリサービス タブをクリックします。
5. 設定の編集 をクリックします。Active Directory 設定の編集 ダイアログボックスが開きます。
6. 優先ドメインコントローラ リストからドメインコントローラを選択するか、またはドメインコントローラの IP アドレスを入力
して 追加 をクリックします。
7. OK をクリックします。
Active Directory 認証の設定の変更
Active Directory 認証の設定を直接変更することはできません。Active Directory ドメインから FluidFS クラスタを削除してから、
Active Directory ドメインに再度追加する必要があります。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、クライアントのアクセス性 を選択します。
4. ディレクトリサービス タブをクリックします。
5. 脱退 をクリックします。ドメインからの離脱 ダイアログボックスが表示されます。
6. OK をクリックします。
7. 参加 をクリックします。ドメインへの参加 ダイアログボックスが表示されます。
8. 必要に応じてオプションを設定します。
9. OK をクリックします。
Active Directory コントローラ設定の変更
システムは、Active Directory で定義されているサイトに基づいて、使用するドメインコントローラを自動的に選択します。この自
動選択をオーバーライドして優先ドメインコントローラのリストを指定することができます。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、クライアントのアクセス性 を選択します。
4. ディレクトリサービス タブをクリックします。
5. 設定の編集 をクリックします。Active Directory 設定の編集 ダイアログボックスが開きます。
6. ドメインコントローラを 優先ドメインコントローラ の下にあるボックスに入力し、追加 または 削除 をクリックします。
7. OK をクリックします。
FluidFS 管理 369