Administrator Guide
• FTP クライアントはシンボリックリンク、NFS 照会、または SMB ワイドリンクに従いません。
• ディレクトリ構造で FTP を変更(ファイルの新規作成、削除、変更)すると、SMB 変更通知がトリガされます。
• FTP アクセスにより、ファイルアクセス通知イベント(ファイルアクセス通知機能)がトリガされます。
• FTP では、基盤となるファイルシステムで大文字と小文字が区別されます。
• ファイル名には次の制限があります。
• 大文字と小文字を区別する
• 255 文字を超えることはできません
• 次の文字は使用できません。
• . および ..
• @Internal&Volume!%File
• 2 つの ~ 記号の間に 4 文字、または 3 文字の繰り返しのサフィックスがある名前は使用できません(たとえば、~1234~ お
よび ~123123~)
FTP の有効化または無効化
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、クライアントのアクセス性 を選択します。
4. プロトコル タブをクリックします。
5. FTP プロトコル まで下にスクロールし、設定の編集 をクリックします。FTP 設定の変更 ダイアログボックスが開きます。
6. FTP の有効化または無効化:
• FTP を有効にするには、FTP を有効にする チェックボックスをオンにします。
• FTP を無効にするには、FTP を有効にする チェックボックスをオフにします。
7. このダイアログボックスには、ランディングボリューム フィールドとランディングディレクトリ フィールドも表示されます。
ランディングボリュームまたはランディングディレクトリを変更するには、各フィールドの横にある 選択 をクリックします。
8. OK をクリックします。
シンボリックリンクの使い方
シンボリックリンクとは、絶対パスまたは相対パスの形式で他のファイルやディレクトリへの参照が含まれており、パス名の解決
に影響を与える特別な種類のファイルです。シンボリックリンクは、ほとんどの動作で透過的に機能し、シンボリックリンクで名
前を付けられたファイルの読み取りや書き込みを行うプログラムは、ターゲットファイルで直接動作しているかのように機能しま
す。シンボリックリンクには、別のファイルまたはディレクトリへのパスとしてオペレーティングシステムが自動的に解釈し、従
う文字列が含まれています。
ローカルファイルシステムのシンボリックリンクは、Windows Vista と Windows Server 2008 で起動する NTFS で使用可能ですが、
SMB 経由のシンボリックリンクは SMB2 でのみ使用できます。
シンボリックリンクを使用する場合の制限
シンボリックリンクを使用する場合は、次の制限に注意してください。
• SMB1、FTP、および NFS はシンボリックリンクをサポートしません。
• シンボリックリンクは 2,000 バイトに制限されています。
• ユーザーおよびディレクトリクォータはシンボリックリンクに適用されません。
• FluidFS スペースカウントは、シンボリックリンクデータを通常のファイルデータとしてカウントしません。
• スナップショットビューからアクセスした場合、シンボリックリンクは無効であり、通常のファイルまたはフォルダとして表示
されます。
• 相対シンボリックリンクが別の場所に移動された場合は、無効になることがあります。
• SMB シンボリックリンクのクローン作成はサポートされていません。
ファイルアクセス
シンボリックリンクはデフォルトで有効になります。FluidFS でシンボリックリンクを設定することはできませんが、次の
Microsoft のツールを使用してアクセスすることができます。
• mklink - シンボリックリンクとハードリンクの両方を作成するために使用される基本的なユーティリティ(ハードリンクは SMB
上ではサポートされず、ローカルでのみサポートされます)
• fsutil - 再解析ポイントでの作業とシンボリックリンクポリシーの変更が可能になるファイルシステムユーティリティ
FluidFS 管理 411