Administrator Guide
• 新規の(削減された)データおよびメタデータは、FluidFS LUN の該当するストレージ プロファイルの最上位階層に書き込まれ
ます。次に、標準の Data Progression プロセスが適用されます。
• データ削減処理中に内部トラフィックが増加します。
• アンチウイルススキャンのデータはリハイドレートされます。
• データは、ターゲット NAS ボリュームに複製される前にリハイドレートされます。レプリケーションがすでに設定されている場
合は、削減されるデータはすでに複製されています。
• NAS ボリュームのクローンでは、データ削減を有効にできません。
• NAS ボリュームの未使用容量が 5 GB 未満になると、データ削減は自動的に停止します。したがって、NAS ボリュームのサイズ
変更操作により、データ削減が誤って停止される場合があります。
データ削減の設定
データ削減は、システムレベルで有効にし、NAS ボリュームごとに設定する必要があります。
FluidFS クラスタのデータ削減の有効化または無効化
データ削減は、データ削減が有効になっている NAS ボリュームで実行する前に、システムレベルで有効にする必要があります。シ
ステムパフォーマンスへのデータ削減の処理の影響を最小限に抑えるために、データ削減がピーク時以外に実行されるようスケジ
ュールします。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューの、NAS プール詳細ステータス 領域で データ削減設定の編集 をクリックします。
データ削減設定の編集 ダイアログボックスが開きます。
4. FluidFS クラスタのデータ削減の有効化または無効化:
• FluidFS クラスタ上でデータ削減を有効にするには、データ削減最適化を有効にする チェックボックスをオンにします。
• FluidFS クラスタ上でデータ削減を無効にするには、データ削減最適化を有効にする チェックボックスをオフにします。
5. データ削減最適化の開始時刻 を入力します。
6. データ削減の最適化の実行時 フィールドにデータ削減の実行時間数を入力します。
7. OK をクリックします。
NAS ボリュームでのデータ削減の有効化
データ削減は、NAS ボリュームごとに有効になります。
前提条件
データ削減を個々の NAS ボリュームで実行できるようにするには、まず、システムレベルでデータ削減を有効にする必要がありま
す。
手順
1. ストレージ ビューで、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム ビューで、NAS ボリューム を展開して NAS ボリュームを選択します。
4. NAS ボリュームパネルで、設定の編集を をクリックします。
NAS ボリューム設定の編集 ダイアログボックスが開きます。
5. データ削減 をクリックします。
6. データ削減を有効にする チェックボックスをオンにします。
7. データ削減方法 フィールドで、実行するデータ削減タイプ(重複除外 または 重複除外と圧縮)を選択します。
重複除外および圧縮では通常、より多くの容量が確保されますが、データ削減時や、圧縮されたデータの読み取り時に使用する
リソースが増加し、パフォーマンスが低下する可能性があります。
8. (オプション)必要に応じて残りのデータ削減の属性を設定します。これらのオプションについては、オンラインヘルプを参照
してください。
• アクセスされていないファイルにデータ削減を適用するまでの日数を変更するには、最後のアクセスからの最小日数による
ファイルの除外 フィールドに日数を入力します。日数は少なくとも 1 である必要があります。
• アクセスされていないファイルにデータ削減を適用するまでの日数を変更するには、最後の変更からの最小日数によるファ
イルの除外 フィールドに日数を入力します。日数は少なくとも 1 である必要があります。
FluidFS 管理 413