Administrator Guide
過去のしきい値アラートの削除
不要となった過去のアラートは、削除することができます。
手順
1. しきい値アラート ビューをクリックします。
2. アラート タブをクリックします。
3. [アラートの履歴]サブタブで、削除するアラートの履歴を選択します。
4. 過去のしきい値アラート ペインで、削除する過去のアラートを選択します。
5. 選択したアラートを右クリックし、削除 を選択します。
[アラートの削除]ダイアログ ボックスが開きます。
6. OK をクリックします。
Volume Advisor の移動の推奨の設定
Volume Advisor はボリュームを別の Storage Center へ移動することを推奨します。移動によってパフォーマンスが改善され、
Storage Center でのストレージの使用量が低減されます。Volume Advisor は、しきい値の定義を使用するよう設定されています。こ
の定義により、エラーしきい値を超えると、しきい値アラートとともに推奨事項が生成されます。ボリューム移動の推奨は、使用可
能な Storage Center の現在の容量と過去のパフォーマンスに基づいて計算されます。
Volume Advisor をサポートするしきい値の定義
4 つのタイプのしきい値の定義が、アラートと、1 つまたは複数のボリュームを移動する推奨をトリガできます。
サポートされているしきい値の定義 しきい値アラートの推奨
タイプ 警告オブジェクト
タイプ
警告の定義
IO 使用状況 Storage Center FE KB/秒 Storage Center のフロントエンド IO が、設定されたエラーしきい値を超えると、
アラートによりボリュームを特定の Storage Center に移動することが推奨され
ます。
IO 使用状況 ボリューム レイテンシ ボリュームのレイテンシが、設定されたエラーしきい値を超えると、アラートに
よりボリュームを特定の Storage Center に移動することが推奨され、Live Volume
を作成することにより推奨に基づいてアクションを実行するオプションが表示
されます。
IO 使用状況 コントローラ CPU 使用率 Storage Center コントローラの CPU 使用率が、設定されたアラートしきい値を超
えると、アラートによりボリュームを特定の Storage Center に移動することが推
奨されます。
ストレージ Storage Center 使用率 Storage Center の使用容量の割合が、設定されたアラートしきい値を超えると、
アラートによりボリュームを特定の Storage Center に移動することが推奨され
ます。
Volume Advisor の一般的な要件
Storage Center は、ボリューム移動の推奨で考慮すべき次の要件を満たす必要があります。
要件 説明
管理 Storage Center を Storage Manager に追加する必要があります。
メモ: ユーザーアカウントにマップされていない Storage Center は推奨として示されません
が、他のユーザーに対して推奨として示されることがあります。
ライセンス (Storage Center 7.0 以前)Storage Center のライブボリューム用のライセンスが必要です。
Storage Center バージョン Storage Center は、元の Storage Center と同じバージョン(x.y)を実行している必要があります。
ティア 1 ディスクタイプ Storage Center のディスクタイプは、元の Storage Center と同じティア 1(7.2K、10K、15K、また
は Solid State Disk(SSD))である必要があります。
しきい値アラート 559