Administrator Guide
• 標準(2 MB データページサイズ):デフォルトのデータページサイズ。この選択はほとんどのアプリケーションに適してい
ます。
• 高パフォーマンス(512 KB データページサイズ):高いパフォーマンスが要求されるアプリケーションや、I/O の負荷が高い
スナップショットが頻繁に取得される環境に適しています。このサイズを選択するとオーバーヘッドが増加し、ストレージ
タイプで使用できる最大容量は減少します。すべてフラッシュストレージのシステムはデフォルトで 512 KB を使用します。
• 高密度(4 MB データページサイズ):大量のディスク容量を使用し、スナップショットを頻繁に行わないシステムに適して
います。
2. 冗長性タイプを選択します。
• 冗長:いずれか 1 つのドライブ(1 つの冗長構成の場合)または任意の 2 つのドライブ(デュアル冗長構成の場合)の損失
に対する保護を提供します。
• 非冗長:すべてのクラスとティアで RAID 0 を使用します。データはストライピングされますが、冗長性はありません。1 つ
のドライブに障害が発生した場合、すべてのデータが失われます。
メモ: 非冗長では、データはドライブの障害から保護されていないため、推奨されません。データが他の場所にバックア
ップされていない場合は、非冗長ストレージをボリュームに使用しないでください。
3. 冗長ストレージタイプには、ドライブタイプまたはサイズで特定の冗長性レベルを必要としない限り、ティアごとに冗長性レベ
ルを選択する必要があります
• シングル冗長:シングル冗長ティアには、次のタイプの RAID ストレージを含めることができます。
• RAID 10(各ドライブをミラーリング)
• RAID 5-5(5 台のドライブ間でストライピング)
• RAID 5-9(9 台のドライブ間でストライピング)
• デュアル冗長:デュアル冗長は、すべてのティアの冗長レベルに推奨されます。これは、3 TB HDD 以上および 18 TB SSD
以上に適用されます。デュアル冗長ティアには、次のタイプの RAID ストレージを含めることができます。
• RAID 10 デュアルミラー(データが 3 台の個別ドライブに同時に書き込まれる)
• RAID 6-6(ストライプごとにデータセグメント 4、パリティセグメント 2)
• RAID 6-10(ストライプごとにデータセグメント 8、パリティセグメント 2)
4. ドライブの追加 はデフォルトで選択されています。このオプションは選択されたままにしておいてください。
5. 次へ をクリックします。
フォールトトレランス
フォールトトレランス用の冗長パスを持つ Fibre Channel、iSCSI、および SAS ポートをセットアップします。
手順
1. 設定する各タイプのポートでチェックボックスを選択します。続行するには、少なくとも 1 つのタイプを選択する必要がありま
す。
メモ: ポートタイプがグレー表示になっている場合、そのタイプのポートは検知されていません。
2. 次へ をクリックします。
Fibre Channel ポートの設定
ファイバチャネルフロントエンドポートを備えた Storage Center の場合、フォールトドメインをレビュー ページには、Storage
Center で作成されたフォールトドメインに関する情報が表示されます。
前提条件
同じフォールトドメイン内の各コントローラで 1 つのポートをケーブル接続する必要があります。
メモ: Storage Center がケーブルで正しく接続されていないため、フォールトドメインが作成されている場合は、ケーブルポ
ート ページが開いて、問題の説明が表示されます。さらにケーブルをポートに接続した後、更新 をクリックします。
手順
1. 作成されたフォールトドメインを確認します。
2. (オプション)クリップボードにコピー をクリックして、フォールトドメイン情報をコピーします。
3. (オプション)ゾーニング、ハードウェア、および ケーブル配線ダイアグラム タブで情報を確認します。
メモ: ポートはすでにゾーニングされている必要があります。
62 Storage Center の導入