Users Guide
• Create New Dell Volume(新規 Dell ボリュームを作成する) – 新しい Dell ボリュームを VMFS データストアとして作成および
マッピングします。
• Map Existing Dell Volume(既存の Dell ボリュームをマッピングする) – 既存の Dell ボリュームを選択して、データストアとし
てマッピングします。
メモ: 既存のボリュームは、フォーマット済みの VMFS データストアである必要があります。
新規 Dell ボリュームを使用したデータストアの追加
データストアは、vSphere Web Client Plugin を使用して新しい Dell ボリュームから作成できます。
前提条件
• Storage Manager 内の Storage Center ユーザーがボリューム マネージャー権限のみを持っている場合は、アクティブ コントロー
ラー オプションを使用できません。
• SAS マッピング プロトコルの選択は、フロントエンド SAS:SCv2000 シリーズおよび SC4020Storage Center をサポートする
Storage Center でのみ使用できます。
• VMFS バージョンの選択オプションは、ホストで実行されている ESXi のバージョンによって異なります。ホストが ESXi 5.5 ま
たは ESXi 6.5 を実行している場合は VMFS バージョンを選択できます。インベントリーで ESXi 6.0 ホストのみが使用可能な場
合は、VMFS バージョンの選択は表示されません。ESXi 6.0 は VMFS 5 のみをサポートします。ESXi 5.5 は VMFS 3 および
VMFS 5 をサポートします。ESXi 6.5 は VMFS 5 および VMFS 6 をサポートします。
• [ボリューム]ページでストレージ プロファイルとディスク フォルダーの値を変更できるのは、Storage Center のプリファラン
スが[許可]に設定されている場合だけです。プリファランス管理の情報については『Dell Storage Manager
管理者ガイド
』を参
照してください。
手順
1. インベントリ内でデータストアの親となるオブジェクトを選択します。
• データセンター
• ホスト
• クラスタ
2. [アクション] > [すべての Dell ストレージ アクション] > [データストアの追加]の順に選択します。
[データストアの追加]ウィザードが開きます。
3. VMFS データストアのタイプを選択して[次へ]をクリックします。
vSphere Web Client Plugin に Storage Center 情報がロードされます。
4. 必要に応じて、新しいボリュームをマッピングする 1 つまたは複数のホストを選択します。
5. ボリューム作成用の Storage Center またはアクティブ コントローラーを選択し、[次へ]をクリックします。
6. [新規 Dell ボリュームを作成する]を選択し、[次へ]をクリックします。
7. 次の手順から各自の環境に関するものを選択します。適用される手順は、Storage Manager の Storage Center ユーザーにおける
ユーザー プリファランス設定によって異なります。
a) 新しいボリュームの名前とサイズを入力し、ボリューム フォルダーを選択し、[次へ]をクリックします。
b) ボリュームの作成に使用するページプールを選択します。
c) 必要に応じて、ボリュームのストレージ オプションを選択します。
• Storage Center のプリファランスが設定されている場合は、ボリュームのストレージ プロファイルを選択できます。
• Storage Center のプリファランスが設定されている場合は、ドロップダウン メニューからディスク フォルダーを選択し
ます。
• 次へ をクリックします。
d) リストから[データ削減プロファイル]を選択するか、[なし]を選択します。
e) [ボリュームの QoS プロファイル]の横にある[変更]をクリックし、新しい QoS プロファイルを選択します。
f) 次へ をクリックします。
g) ボリュームのスナップショット プロファイルを選択し、[次へ]をクリックします。
h) ボリュームをマッピングするための LUN を選択し、[次へ]をクリックします。
i) 可能な場合は、VMFS バージョンを選択し、[次へ]をクリックします。
8. 必要に応じて、マッピング用のプロトコルを選択し、[次へ]をクリックします。
メモ: プロトコル マッピングの選択オプションが表示されるのは、複数のプロトコルが使用可能な場合だけです。Storage
Center で FE-SAS がサポートされている場合は、SAS オプションが使用可能であるとしてリストに表示されます。
9. データストアのプロパティーを確認します。必要に応じて、名前または場所を変更できます。
VMFS ファイル システムのバージョンに応じて、データストアの最大ファイル サイズとブロック サイズの選択も求められます。
20 Dell ストレージの操作