Release Notes
問題 説明
SCOS-20240 Data Progression で、32TB を超えるボリュームのティア 3 へのページの移動に失敗する場合があ
ります。特定の履歴に複数のビュー ボリュームが含まれている場合、Data Progression で 32TB
未満のボリュームのページを移動できないことがあります。
SCOS-20075 フラッシュ最適化ストレージ タイプと重複除外が有効になっているストレージ システムは、テ
ィア 1 RAID 10 の空き容量が少ない場合、オンデマンドの Data Progression 中に停止する可能性
があります。
SCOS-19570 圧縮が有効な Storage Center 7.1 を実行し、重複除外プロセスに取り込まれた 25TB を超えるデ
ータを実行するストレージ システムでは、Data Progression の終了時に CPU 使用率が高いため、
I/O 遅延が発生する可能性があります。
SCOS-19002 1 台のコントローラーが故障状態にあるときにストレージ システムで重複除外を有効にすると、
実際に重複除外されていないボリュームが重複除外されているように見える場合があります。
SCOS-14931 ボリュームで重複除外が有効になっていると、オンデマンドの Data Progression が正常に完了し
ない場合があります。
SCOS-13649 重複除外の削減率が異なる場合、別々のコントローラー上のボリュームに同じ重複除外削減率が
表示されることがあります。
SCOS-13159 ストレージ タイプのステータスへの応答が正しくない場合、重複除外と圧縮でボリュームがオフ
ラインになることがあります。
ハードウェアに関する修正済みの問題
Storage Center7.2 では、ハードウェアに関する次の問題が解決されています。
表
13. Storage Center 7.2.40 で修正されたハードウェアに関する問題
問題 説明
SCOS-45629 テクニカル サポートが CLI コマンドを使用してストレージ システムにサポートされていないド
ライブを追加した場合、Storage Center ソフトウェアがストレージ システムでアップデートされ
ると、ドライブがオフラインになることがあります。
SCOS-45155 SC400 および SC420 拡張エンクロージャからエンクロージャ ログの収集を試みている間、拡張
エンクロージャが予期せずリセットされる場合があります。
SCOS-43848 内蔵 iSCSI ポートを使用したレプリケーションの宛先である SCv2000 シリーズ、SCv3000 シリー
ズ、SC4020、SC5020、および SC7020 ストレージ システムでは、ソース システムで 10 GbE
iSCSI ホスト バス アダプターが使用されている場合、ソース システムの 10 GbE iSCSI HBA が再
起動されるまで、レプリケーション パフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。
SCOS-43703 SCv2000 シリーズおよび SC4020 ストレージ システムでは、冗長電源装置のいずれかに障害が
発生すると、書き込みキャッシュがダウンする場合があります。
SCOS-43176 SCv3000 シリーズ、SC5020、および SC7020 ストレージ システムでは、10 GbE iSCSI ホスト バ
ス アダプターで PCIe リンク リセット コマンドに失敗し、HBA がダウンする場合があります。
SCOS-42250 イニシエータが 10 GbE iSCSI ホスト バス アダプターへの iSCSI ログインを実行すると、HBA が
リセットされ、休止状態モードの終了に失敗することがあります。
表 14. Storage Center 7.2.30 で修正されたハードウェアに関する問題
問題 説明
SCOS-41806 ストレージ システムの iSCSI ポートは、インバウンド パケットで失敗した TCP チェックサムが
受信されると休止状態になることがあります。
SCOS-41452 通常の ping ペイロードよりも大きいと、ストレージ システムの iSCSI I/O カードが休止状態にな
ることがあります。
SCOS-16813 I/O に障害が発生しているディスクが 1 台だけでも、ストレージ システム全体のパフォーマンス
が低下する可能性があります。
14 Dell Storage Center 7.2 Release Notes