Release Notes
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表 5. Storage Manager 2020 R1 における既知の問題 (続き)
問題 機能エリア 説明 回避策/解決策
の論理サイズはストレージ アレイの物理容
量を超えています。vCenter に表示される
超過しているコンテナーの容量値は、ストレ
ージ コンテナーの論理値ではなく、アレイの
実際の空き容量または合計物理容量値を反
映しています。
DSM-11417 VMware 高可用性(HA)が設定されているとき、ア
クティブホストへの管理ネットワーク アク
セスが失われると、VVol はアクティブなホ
ストからスタンバイ ホストに移行されま
す。この状況は、VMFS と似ています。また
これは異常ではありません。ただし、データ
ネットワークのみがダウンした場合、VMFS
データストアはスタンバイ ホストに移行さ
れ、VVol はフェールオーバーしません。
VMCP は現在、VVol をサポートしていませ
ん。
データ ネットワークがダウンしても管理ネ
ットワークが起動状態のままの場合の対策
はありません。ただし、アクティブ ホスト
につながる管理ネットワークがダウンした
場合は、データ ネットワークの状態に関係な
く、フェールオーバーがトリガされます。
制限
このリリースでは、次の制限があります。
表 6. Storage Manager 2020 R1 の制限
制限 説明
SRM 8.2 および 8.3 の Live
Volume の計画されたフェー
ルオーバー
Live Volume の計画されたフェールオーバー時に、SRM 8.2 と 8.3 が Dell Storage Replication Adapter
(SRA)に ReverseReplication コマンドを送信できません。この問題を解決するには、両方のサイト
で SRM 8.2 または 8.3 を実行しているサーバーで、次の手順を実行します。
1. SRM を実行しているサーバーで、vmware-dr.xml ファイルをテキスト エディターで開きます。
● Windows での vmware-dr.xml ファイルのデフォルトの場所は C:\Program
Files\VMware\VMware vCenter Site Recovery Manager\config\vmware-
dr.xml です。
● Photon ベースの SRM での vmware-dr.xml ファイルのデフォルトの場所は/opt/
vmware/srm/conf/vmware-dr.xml です。
2. ファイル内で、XML タグ<storage>を検索します。
3. XML タグ<storage> </storage>の間に、次のエントリーを追加します。
<forcePrepareAndReverseReplicationForNoopDevices>true</
forcePrepareAndReverseReplicationForNoopDevices>
4. vmware-dr.xml ファイルに対する変更を保存します。
5. 両方のサイトで、サーバーで SRM サービスを再起動します。
Storage Manager の拡張性 パフォーマンスを最適化し、接続の問題を防止するために、Dell EMC では 1 つの Data Collector で
管理する Storage Center は 10 以下にすることを推奨しています。Data Collector は、ネットワーク
の遅延、I/O 負荷、およびボリュームの数によってこの推奨制限を超える場合があります。
Unisphere Central の機能 次の機能は、Unisphere Central では使用できません。
● チャージバック
● FluidFS 管理
● PS Series グループの管理
環境要件とシステム要件
このセクションでは、このリリースの環境要件とシステム要件について説明します。
次の表は、Storage Manager と互換性のある製品をリストした表です。
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