Release Notes
表 27. 既知のデータ削減の問題
問題 説明
SCOS-13237 データ削減の対象となるデータの量が 256 ページ未満の場合、ストレージタイプのデータ削減の統
計情報が誤っている可能性があります。
対策:なし
ハードウェアに関連する既知の問題
以下の既知の問題は、ハードウェア関連の問題です。
表 28. 既知のハードウェアの問題
問題 説明
SCOS-52646 BIOS または起動前シーケンスの問題により、SC9000 コントローラーの起動サイクルが応答を停
止したり、数回再起動したりする場合があります。
対策:コントローラーから両方の電源ケーブルを外し、1 分待ってから、コントローラーに電源ケ
ーブルを再度接続して、SC9000 コントローラーのコールドブートを実行します。
SCOS-49735 SCv3000 シリーズ、SC5020、または SC7020 ストレージ システムで、XL710 メザニン カードの
Intel ブランドの SFP+モジュールのポートが、アップとダウンの無限ループに陥ることがありま
す。
対策:XL710 メザニン カードでは、Intel ブランドの SFP+モジュールではなく、Dell ブランドの
SFP+モジュールを使用してください。
レプリケーションおよび Live Volume に関連する既知の問題
以下の既知の問題は、レプリケーションおよび Live Volume 関連の問題です。
表 29. 既知のレプリケーションと Live Volume の問題
問題 説明
SCOS-60092 Live Volume がストレージ システムで有効になっている場合、Storage Center のファームウェアの
アップグレード中に Live Volume の自動フェイルオーバーが発生すると、ストレージ システムの
Live Volume にアクセスできなくなることがあります。
対策:ストレージ システムでアップグレードまたは既知のメンテナンスを実行する前に、Live
Volume の自動フェイルオーバーを無効にします。ストレージ システムの作業が完了した後、Live
Volume の自動フェイルオーバーを有効にします。
SCOS-59752 Storage Center から PS グループへのレプリケーション時に、レプリカの予約のサイズが 105%に
設定されている場合、宛先の PS グループで進行中のレプリカは容量の借用制限が超過した時点
で削除されます。ソースの Storage Center はリモート ディスクがダウンしていると報告し、再試
行状態に移行します。
対策:レプリケーションを再シードし、レプリカの予約のサイズを 200%に設定します。
SCOS-55072 ボリュームがセカンダリー ストレージ システムに正常にライブ移行された後に Windows ホスト
が再起動すると、ホストがボリュームにアクセスできない場合があります。
対策:テクニカルサポートに連絡してください。
SCOS-41280 Windows 2016 クラスター ソリューション内の Storage Center でクラスター共有ボリューム(CSV)
を使用すると、Windows ホストの 1 つがそのピアとそのクォーラム監視の両方から隔離されたイ
ンフラストラクチャ障害状態にあるときに I/O エラーが発生する場合があります。
対策:冗長物理スイッチを使用して I/O 障害の可能性を低減します。
SCOS-17981 サーバーをクラスターから削除する前に、Storage Manager を使用してクラスターから削除する
と、サーバー マッピングが完全には削除されない場合があります。
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