Administrator Guide

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NAS プール未使用容量アラートの有効化または無効化
残りの未使用 NAS プール容量が指定サイズ未満になるとトリガされるアラートを有効または無効にすることができます。
1.
ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. サマリ タブをクリックします。
3. 概要 タブのナビゲーションペインで、NAS プール設定の編集 を選択します。
4. NAS プール容量の設定 ダイアログボックスが表示されます。
5. NAS プール未使用容量アラートを有効または無効にします。
NAS プール使用容量アラートを有効にするには、未使用容量アラート チェックボックスをオンにします。
NAS プール使用容量アラートを無効にするには、未使用容量アラート チェックボックスをオフにします。
6. 未使用容量アラート チェックボックスを有効にした場合は、未使用容量しきい値 フィールドに、アラートをトリガする NAS プール容量の未使
用率を指定する数値0 100を入力します。
7. OK をクリックします。
NAS ボリュームの管理
NAS ボリュームは、NAS プールの一部であり、SMB 共有および NFS エクスポートを作成してクライアントが利用できるストレージ容量を確保する
ために使用されます。NAS ボリュームには、容量割り当て、データ保護、セキュリティ方式などを制御する固有の管理ポリシーが与えられます。
NAS プール全体を使用して 1 つの大きな NAS ボリュームを作成することも、NAS プールを複数の NAS ボリュームに分割することもできます。いず
れの場合でも、
NAS ボリュームを作成、サイズ変更、または削除することができます。
NAS ボリュームの可用性は、Storage Center の可用性に依存します。Storage Center がオフラインの場合は、Storage Center LUN
FluidFS クラスタに使用できず、共有および / またはエクスポートへのアクセスは失われます。サービスを再開するには、Storage Center の問題を
修正します。
次の NAS 機能は、各 NAS ボリュームで設定できます。
ファイルセキュリティ方式
クォータルール
データ削減
スナップショット
NDMP バックアップ
Replicatoin複製
ファイルセキュリティ方式
Windows および UNIX/Linux オペレーティングシステムは、リソースのアクセスコントロールにそれぞれ異なるメカニズムを使用します。そのため、ク
ライアントが NAS ボリュームに作成するファイルおよびディレクトリのアクセスコントロールアクセス許可と所有権のタイプを制御するファイルセキ
ュリティ方式
NTFSUNIX、または混合を各 NAS ボリュームに割り当てます。
NAS ボリュームは、次のセキュリティ方式をサポートします。
UNIXUNIX アクセス許可を使用してファイルアクセスを制御します。クライアントは、NFS マウントポイントで chmod および chown コマンド
を使用した場合にのみアクセス許可を変更できます。
NTFSWindows アクセス許可でファイルアクセスを制御します。クライアントは、Windows を使用してアクセス許可と所有権を変更できます
ファイルプロパティセキュリティ タブ
混合NTFS UNIX の両方のセキュリティ方式をサポートします。このオプションを選択すると、ファイルまたはディレクトリのデフォルトのセキュ
リティには最後に設定されたものが使用されます。アクセス許可とアクセス権は方式間で自動的に変換されます。たとえば、
Windows
Administrator SMB 共有経由のファイルに対してファイルアクセス許可をセットアップした場合、Linux ユーザーは NFS 経由でそのファイル
にアクセスし、すべてのファイル許可を変更できます。したがって、このオプションは、本番稼働環境での使用には推奨されません。ただし、スク
ラッチ領域のニーズがある場合、ファイルアクセスのセキュリティが重要ではなく、ファイルを一時的に保存する
NAS ボリューム容量が必要な場
合は除きます。
FluidFS NAS ボリューム、共有、およびエクスポート
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