Administrator Guide

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サポート対象のアンチウイルスアプリケーション
サポートされているアンチウイルスアプリケーションの最新のリストについては、『DellDell Fluid File System Version 5 Support MatrixDell Fluid
ファイルシステムバージョン 5 サポートマトリクスを参照してください。
アンチウイルススキャンの設定
アンチウイルススキャンを実行するには、アンチウイルスサーバーを追加し、SMB 共有単位でアンチウイルススキャンを有効にする必要があります。
メモ: 外部サービスのいずれかが IPv6 リンクローカルアドレスで設定されている場合、モニターは常にこれらのサービスを 使用不能
して表示します。
アンチウイルスサーバーの追加
1 つまたは複数のアンチウイルスサーバーを追加します。ウイルススキャンの高可用性を実現し、ファイルアクセスのレイテンシを低減できるよう、複
数のアンチウイルスサーバーを追加します。
NAS アンチウイルスは、スキャン操作をアンチウイルスサーバーに割り当て、使用可能な最大限のスキ
ャン帯域幅を確保します。使用可能なアンチウイルスサーバーが少ないほど、ファイルのスキャンの所要時間が長くなります。
前提条件
アンチウイルスサーバーはネットワークからアクセスできる必要があります。このサーバーは、FluidFS クラスタと同じサブネット上に配置する必要
があります。
アンチウイルスサーバーは、ICAP を有効にしたサポート対象のアンチウイルスアプリケーションを実行する必要があります。
アンチウイルスサーバーが存在し、動作している必要があります。サーバーを使用できない場合、クライアントに対するファイルアクセスは拒否さ
れます。
手順
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム タブのナビゲーションペインで、データプロテクション を選択します。
4. 右ペインで アンチウイルス タブをクリックします。
5. アンチウイルススキャナーの追加 をクリックします。アンチウイルススキャナーの追加 ダイアログボックスが表示されます。
6. 名前 フィールドに、アンチウイルスサーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。
7. ポート フィールドで、FluidFS クラスタがアンチウイルスサーバーへの接続に使用するポートを入力します。デフォルトポート番号は 1344 です。
8. OK をクリックします。
アンチウイルスサーバーの削除
アンチウイルスサーバーが使用できなくなった場合にこれを削除します。
前提条件
アンチウイルスサーバーが 1 台のみの場合は、すべての SMB 共有でアンチウイルススキャンを無効にするまで、そのサーバーを削除することはでき
ません。
手順
1. ストレージ ビューをクリックし、FluidFS クラスタを選択します。
2. ファイルシステム タブをクリックします。
3. ファイルシステム タブのナビゲーションペインで、データプロテクション を選択します。
4. 右ペインで アンチウイルス タブをクリックします。
5. アンチウイルスサーバーを選択し、削除 をクリックします。削除 ダイアログボックスが表示されます。
6. OK をクリックします。
SMB 共有に対するアンチウイルススキャンの有効化または無効化
アンチウイルススキャンは、SMB 共有単位で有効または無効になります。
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FluidFS データプロテクション