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Storage Center Live Volume
Live Volume はソースおよび宛先の Storage Center で同時にマッピングし、アクティブにすることができる、複製を行うボリュームです。両方の
Storage Center で書き込みを受け入れることができますが、サーバーが宛先ボリュームに書き込む場合、書き込みはソースボリュームにリダイレク
トされてから、宛先ボリュームに複製されます。
複製されるボリュームとは異なり、Live Volume のプライマリボリュームとセカンダリボリュームは同じボリューム ID を共有します。つまり、サーバはプラ
イマリボリュームとセカンダリボリュームを同じボリュームとして認識します。
Live Volume 操作におけるボリューム QoS 設定の動作
定義されているボリュームまたはレプリケーション QoS の設定は、Live Volume のプライマリ側にのみ適用されます。スワップまたは DR のアクティブ
化により、セカンダリがプライマリになった場合、そのシステムのボリューム
QoS 属性およびレプリケーション QoS の設定が適用されます。この動作
は、ボリューム QoS 設定がレプリケーションに対し適用されるのとは異なります。
Live Volume 要件
Live Volume を作成するには、次の表に示された要件を満たしている必要があります。
要件 説明
Storage Center バージョン プライマリとセカンダリの Storage Center は、最小限のバージョン要件
を満たしている必要があります。
同期 Live Volumeバージョン 6.5 以降
非同期 Live Volumeバージョン 5.5 以降
メモ: Dell は、両方の Storage Center で同じ Storage
Center のバージョンを実行することを推奨しています。
Storage Center ライセンス Live Volume 用にプライマリとセカンダリの Storage Center のライセン
スが必要です。
Storage Manager の設定 プライマリとセカンダリの Storage Center Storage Manager に追加
する必要があります。
Storage Center 通信 プライマリおよびセカンダリの Storage Center Fibre Channel または
iSCSI を使用して接続されている必要があり、各 Storage Center
他の Storage Center で定義されている必要があります。
プライマリ Storage Center で、セカンダリ Storage Center がリモー
Storage Center として定義されている必要があります。
セカンダリ Storage Center で、プライマリ Storage Center がリモー
Storage Center として定義されている必要があります。
QoS の定義 プライマリおよびセカンダリの Storage Center に、Quality of Service
QoS定義が設定されている必要があります。
Live Volume タイプ
Live Volume は、非同期レプリケーションまたは同期レプリケーションを使用して作成できます。
次の表で、各 Live Volume タイプの Storage Center バージョン要件と機能を比較します。
Live Volume タイプ
Storage Center
スナップショットのサポート アクティブなスナップショッ
トのサポート
重複解除のサポート
非同期 バージョン 5.5 以降 はい はい はい
同期 バージョン 6.5 以降 はい はい はい
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Storage Center レプリケーションと Live Volume