Release Notes
対応ストレージシステム
Storage Center 7.2.11 以降は、次のストレージシステムでサポートされています。
• SC9000
• SC8000
• SC7020F
• SC7020
• SC5020F
• SC5020
• SC4020
• SCv3000 シリーズ
• SCv2000 シリーズ
本リリースの新機能
Storage Center 7.2 には次の機能が追加されました。
Dell Storage Manager 2016
Storage Center 7.2.11 以降を実行するストレージシステムを管理するには、Dell Storage Manager 2016 R3.11 以降が必要です。
ドライブスペアライトサイジング
Storage Center でスペアドライブが使用されている場合、ドライブスペアライトサイジングを行うと、Storage Center で容量が大
きいスペアドライブのサイズを変更して、階層内の交換先ドライブの容量と一致させることができます。Storage Center でドライ
ブのサイズが変更されると、その後は テクニカルサポートのサポートを受けずにドライブを元のサイズに戻すことはできなくなり
ます。Storage Center バージョン 7.2.11 以降を実行しているすべてのコントローラで、ドライブスペアライトサイジングはデフォ
ルトで有効になっています。
この機能により、テクニカルサポートでは、同じサイズのドライブが使用できない場合に同じディスククラスの大容量ドライブの
ディスパッチが可能になりました。その結果、納品にかかる時間が短縮されています。
自動フェイルオーバーを伴う Live Volume のサポート
Storage Center 7.2.10 では、Windows Server 2016 Hyper-V で Live Volume の自動フェイルオーバー機能がサポートされます。
Live Volume の自動フェイルオーバー機能は、次のプラットフォームでもサポートされます。
• Windows Server 2012 Hyper-V
• Windows Server 2012 R 2 Hyper-V
• VMware vSphere 5.5
• VMware vSphere 6.0
• VMware vSphere 6.5
SC7020F オールフラッシュストレージシステム
Storage Center 7.2 は、SC7020F オールフラッシュストレージシステムに対応しています。
SC7020F は、デュアルストレージコントローラ、冗長電源装置、および最大 30 台の内蔵 2.5 インチホットスワップ対応 SSD を搭
載した 3U シャーシで構成されています。SC420F オールフラッシュ拡張エンクロージャを使用すると、SC7020F の搭載ドライブ
を最大 500 台に拡張できます。
メモ: SC7020F は、設置時に Storage Center 7.2.11 以降にアップデートする必要があります。
SC7020 ストレージシステムアップデート
Storage Center 7.2 は、SC7020 システムリソースファイルの再割り当てを実行し、割り当てをファイルとブロックからブロックの
みに変更します。再割り当てされるシステムリソースには、CPU、メモリ、およびフロントエンド iSCSI ポートが含まれます。
2
Dell Storage Center 7.2 Release Notes