Administrator Guide

データ冗長性の管理
ティア冗長性を変更、またはストレージタイプを作成することでデータの冗長性を管理します。
冗長性要件
ドライブサイズは、ドライブのティアに適用する冗長レベルを判別する際に使用します。ティア内のいずれのドライブがしきい値サイズを超えた場合、そのドラ
イブを含むティアに特定の冗長レベルを適用できます。冗長レベルが必要な場合は、
Storage Center オペレーティングシステムでレベルが設定され、変
更することはできません。
12. HDD の冗長性の推奨事項および要件
ディスクサイズ 推奨される、または強制される冗長性レベル
最大 3 TB デュアル冗長は推奨レベルです。
メモ: 非冗長ストレージは、SCv2000 シリーズ Storage Center
のオプションではありません。
3 TB 以上 デュアル冗長が必要であり強制されます
13. SSD の冗長性の推奨事項および要件
ディスクサイズ 推奨される、または強制される冗長性レベル
最大 18 TB デュアル冗長は推奨レベルです。
メモ: 非冗長ストレージは、SCv2000 シリーズ Storage Center
のオプションではありません。
18 TB 以上 デュアル冗長が必要であり強制されます
RAID の管理
ティア冗長性の変更、またはディスクの追加 / 削除は、ディスク間でデータが不均等に分散される原因となり得ます。RAID の再バランスは、ディスクフォ
ルダ内のディスク全体にデータを再分散します。
RAID の再バランス
RAID の再バランスでは、ストレージタイプに応じてディスク上にデータが再分散されます。ディスクフォルダからディスクを解放した後、ディスクに不具合が生
じたとき、またはディスクを追加した後は、RAID の再バランスを行います。
1 Data Collector に接続している場合、左のナビゲーションペインのドロップダウンリストから Storage Center を選択します。
2 ストレージ メニューから ディスク を選択します。
ディスク ビューが表示されます。
3 RAID の再調整 をクリックします。
RAID の再調整 ダイアログボックスが開きます。RAID の再調整が必要な場合は、ダイアログボックスに RAID の再調整オプションが表示されます。
4 すぐに RAID 再バランスを実行する を選択します。
5 OK をクリックします。
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Storage Center のメンテナンス