Administrator Guide

ウィザードを使用する前に、以下に注意する必要があります。
変更は、認定インストーラが実行するか、テクニカルサポートの支援を受けながら実行する必要があります。
少なくとも 1 つのバックエンドポートが元の位置に残っている必要があります。
変更を有効にするには、コントローラの再起動が必要です。
コントローラが交換されて、すべてのハードウェア設定の変更が完了するまで、どのポートも再調整しないでください。
ハードウェア変更の計画
起動時に、Storage Center はバックエンドターゲットで設定を検索します。コントローラは設定情報なしに起動できないので、コントローラ交換手順中は
バックエンドアクセスを維持する必要があります。これには、次の 2 つの方法があります。
新しいハードウェア設定で、古いハードウェア設定と同様に定義され、接続された少なくとも 1 つの共有バックエンドスロット / ポートを維持します。
新規のハードウェア設定で undened となっているポートにバックエンドを接続します。Storage Center は、スロット / ポートに undened のマ
ークが付いている場合でも、
iSCSI ターゲットを検出し、ドライブから起動設定を取得できます。
適切なバックエンドスロット / ポートが認識されている場合は、この情報をポート使用状況ワークシートに記録して、アップグレードプロセスを続行します。
ハードウェアの変更
ハードウェアの変更は、これらの一般的なタスクに従います。さらに詳しい手順については、特定の変更についてのアップグレードマニュアルを参照してくださ
い。
1 コントローラの電源を切り、電源プラグを抜きます。これによって再配線が容易になり、ダウンタイムが削減されます。デュアルコントローラの Storage
Center
では、2 台目のコントローラが Storage Center のすべての機能を引き継ぎ、システムの停止を防ぎます。
2 対象のカードのケーブル配線を記録 / タグ付けします。
3 I/O カードのケーブルを外します。
4 I/O カードを交換、移動、または取り外して、ポート使用状況ワークシートに記録したとおりに再接続します。
5 コントローラの電源プラグを差し込み、電源を入れます。
I/O カード変更の管理
Storage Center コントローラで I/O カードを変更すると、I/O カード変更の設定 ウィザードによって古いポート設定が新規ポートまたは変更後のポートに
適用されます。この変更には、I/O カードの交換、別の PCI スロットへの I/O カードの移動、I/O カードの取り外しがあります。I/O カード変更の設定 ウィ
ザードを使用して、新規 I/O カードポートまたは変更後の I/O カードポートに既存の I/O カードポート設定を適用します。
1 Data Collector に接続している場合、左のナビゲーションペインのドロップダウンリストから Storage Center を選択します。
2 システム メニューから ハードウェア を選択します。
ハードウェア ビューが表示されます。
3 ハードウェア ナビゲーションペインで、コントローラを選択し、I/O カード変更の設定 をクリックします。
メモ: 他のコントローラに設定を移動するため、コントローラを再起動する必要がある場合は、I/O カード変更の設定 ウィザードにコント
ローラを再起動するためのオプションが表示されます。
I/O カード変更の設定 ウィザードが開きます。
4 オプションコントローラの再起動 をクリックします。
5 次へ をクリックします。
6 Fibre ChanneliSCSI、または SAS テーブルから、変更されたポートを識別します。
7 カードの場所 ドロップダウンメニューから、ポート設定を選択します。
8 終了 をクリックします。
Storage Center のメンテナンス
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