Administrator Guide
表 7. ストレージコンテナでの 圧縮 および 重複排除 チェックボックスの予想される動作
古いチェックボックス
値
新しいチェックボック
ス値
予想される動作
圧縮が有効 圧縮が無効 既存のボリュームのデータ削減プロファイルは変更されません。
コンプライアンスチェックにより、VM がストレージコンテナに準拠していな
いことが警告されます。
同じストレージコンテナへの VM のクローン / 高速クローンは 表 4. 圧縮を使
用した新しい VM の作成で予想される動作 のルールに従い、VM ストレージポ
リシーが現在非準拠の場合、失敗する可能性があります。
新しいボリュームは なし に設定されたデータ削減プロファイルで作成されま
す。
圧縮が無効 圧縮が有効 既存のボリュームのデータ削減プロファイルは変更されません。
同じストレージコンテナへの VM のクローン / 高速クローンは 表 4. 圧縮を使
用した新しい VM の作成で予想される動作 のルールに従い失敗しません。
新しいボリュームは 表 4. 圧縮を使用した新しい VM の作成で予想される動
作 に従いデータ削減プロファイルで作成されます。
重複排除が無効 重複排除が有効
既存のボリュームのデータ削減プロファイルは変更されません。
同じストレージコンテナへの VM のクローン / 高速クローンは 表 5. 重複排除
を使用した新しい VM の作成で予想される動作 のルールに従い失敗しませ
ん。
新しいボリュームは 表 5. 重複排除を使用した新しい VM の作成で予想され
る動作 に従いデータ削減プロファイルで作成されます。
重複排除が有効 重複排除が無効
既存の VVol のデータ削減プロファイルは変更されません。
コンプライアンスチェックにより、VM がストレージコンテナに準拠していな
いことが警告されます。
同じストレージコンテナへの VM のクローン / 高速クローンは 表 5. 重複排除
を使用した新しい VM の作成で予想される動作 のルールに従い、VM ストレ
ージポリシーが現在非準拠の場合、失敗する可能性があります。
圧縮 が有効になっているか、データ削減プロファイルが なし に設定される場
合、新しいボリュームは 表 4. 圧縮を使用した新しい VM の作成で予想される
動作 に基づいたデータ削減プロファイルで作成されます。
次の表は移行に関連したデータストアに予期される動作を示しています。
表 8. 移行に関連して予想される動作
ソースデータストア 宛先データストア 予想される動作
ストレージコンテナの重複排除 = サポー
トあり
ストレージコンテナの重複排除 = サポー
トあり
宛先 VM ストレージポリシー = 重複排除
が有効
移行は成功します。宛先のボリュームは、
重複排除と圧縮 データ削減プロファイル
を使用して作成されます。
ストレージコンテナの重複排除 = サポー
トあり
ストレージコンテナの重複排除 = サポー
トなし
宛先 VM ストレージポリシー = 重複排除
が有効
ソース VM ストレージポリシーが宛先で無
効であるため、移行は失敗します。
ストレージコンテナの重複排除 = サポー
トあり
コンテナでのデフォルトのデータ削減ポ
リシー = 重複排除と圧縮
ストレージコンテナの重複排除 = サポー
トなし
宛先 VM ストレージポリシー = 指定なし
移行は成功します。宛先のボリュームは、
宛先のストレージコンテナのデフォルトの
データ削減プロファイルを継承します。
ストレージコンテナの圧縮 = サポートあ
り
ストレージコンテナの圧縮 = サポートな
し
ソース VM ストレージポリシーが宛先で無
効であるため、移行は失敗します。
Storage Manager を使用した仮想ボリュームの管理 179