Release Notes
Storage Manager2019 R1 の新機能
Storage Manager 2019 R1 で次の機能の追加と改善が行われました。
LDAP の拡張性の改善
高度な検索オプションとグループのページ制御機能を導入して、Data Collector で LDAP の拡張性を改善しました。
お客様向けのバナー通知
お客様向けの通知を見やすくするために、お客様向けの通知を受信すると、Storage Manager Client および Unisphere Web インター
フェイスでは、バナー メッセージが表示されます。
[容量再利用]ウィザード
[容量再利用]ウィザードでは、手順に従って Storage Center 上の容量を再利用できます。
[容量再利用]ウィザードは、テクニカルサポートに問い合わせることなく、お客様が節約/緊急モードから出られるように設計さ
れています。
SSL 証明書の改善
SSL 証明書の処理が改善され、次の機能が有効になりました。
• チェーン接続された SSL 証明書のインポート
• ワイルドカード証明書
Unisphere および Unisphere Central の改善
Storage Manager 2019 R1 では、Unisphere と Unisphere Central Web インターフェイスに関して以下の部分が改善されました。
• [Storage Center の初期設定] – 未設定の Storage Center の検出、導入に、Unisphere Central の[Storage Center の初期化]ウ
ィザードを使用できます。
• [自動レポート] – 自動レポートは、すべての Storage Center に対してグローバルに設定することも、個々の Storage Center に
対してカスタマイズすることもできます。Unisphere Central の設定では、自動レポートをユーザーに E メールで送信することも、
自動レポートをパブリック ディレクトリーに保存することも可能です。
• [最もアクティブなレポート] – ボリューム、サーバー、ディスクの最小、最大、平均、標準偏差パフォーマンス統計を表示しま
す。
• [増加チャート] – ボリューム、サーバー、ディスク、ストレージ タイプなどのストレージ オブジェクトの増加履歴データが表
示されます。
• [しきい値アラート] – ストレージ オブジェクト使用状況に対するユーザー定義のしきい値を超えると自動生成アラートが表示
されます。しきい値クエリを使用すると、しきい値基準に基づいて履歴データを問い合わせることもできます。
メモ: Unisphere に、Storage Manager Client で使用できるすべての機能が含まれているわけではありません。Unisphere と
Unisphere Central の使用方法の詳細については、『Unisphere and Unisphere Central for SC Series Administrator’s Guide』(SC
シリーズ用 Unisphere および Unisphere Central 管理者ガイド)を参照してください
Unisphere Discovery Utility
Unisphere Discovery Utility は、未設定の Storage Center を検出して導入するためのスタンドアロン アプリケーションです。
Unisphere Discovery Utility が未設定の Storage Center を検出すると、Storage Center を初期設定するようにユーザーに促します。
Unisphere Discovery Utility で初期設定を実行できる Storage Center システムは、次のとおりです。
• SC7020F
• SC7020
• SC5020F
• SC5020
• SCv3000 シリーズ
Storage Manager 2019 R1 リリースノート 5